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これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

なぜ一流の経営者はスポーツに励むのか

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第24回】 2014年6月30日
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決断力は筋肉量に比例する!?
エグゼクティブが成果を上げ続ける秘密

 仕事柄、私は多くのエグゼクティブと接する機会があります。彼ら彼女らは普通の人といったい何が違うのかとその生活ぶりを観察していくと、自分がベストパフォーマンスを発揮するためにベストコンディションを維持する取り組みを欠かさないことに気づかされます。

 たとえば、経営者は日常的にスポーツをやっている割合が高いという特徴があります。自分で時間をコントロールできるので、仕事の合間にジムへ行ったりできるからだという人もいますが、それは本質的な理由ではありません。

 経営者でスポーツをやっている人が多いのは、自分をベストの状態にしておくことに強いこだわりがあるからです。常に自分の身体を活性化させて元気にすることで、明るく前向きで上機嫌な精神状態でいようとしているのです。

 何か困難な問題が生じたとき、精神的な状態がよければ楽観的かつ生産的に反応し、前向きな方向性で対応することができます。ところが精神面が逆の状態だと「そんなのやめてしまおう」と後ろ向きの対応になってしまいます。

 短期的には大問題でも、長期的にみるとその問題を乗り越えた先に大きな飛躍が待っているような事態はいくらでもあります。起きた事実は一緒でも、その人の受け取り方によって解釈は変わり、解釈次第で決断の方向性も将来の展開も変わってくるのです。

 そして、事実の受け取り方は自分自身のコンディションによって変化します。スポーツに取り組む経営者はそれをよくわかっています。最高の決断をしたり最高のパフォーマンスを発揮したりするには、自分のコンディションを最高の状態にする必要があると知っているのです。

 「経営者の決断力は筋肉量に比例する」。私の知り合いの経営者にはそう言う人もいます。これは極端な意見ですが、「健全なる肉体に健全なる精神は宿る」アプローチで経営者はスポーツに取り組み、コンディションを整えようとしているわけです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


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