ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
本物の勉強法
【第3回】 2014年7月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
白川敬裕 [弁護士]

「勉強しても結果が出ない時期」を
乗り越える「勉強の2次曲線」を理解!

1
nextpage

この連載では、小学校5年生まで「勉強ゼロ」だった白川敬裕氏が、「ラ・サール高校」→「東大」→「司法試験合格」→「裁判官」→「弁護士」になった、【本物の勉強法】についてお伝えいたします。「試験」にも「仕事」にも一生使える、無理や無駄を省いた、王道の勉強法です。

「勉強の2次曲線」を理解する。
「伸び悩み」は、成績アップのサイン

 さて、「第2回の記事」に続きまして、この「第3回」では、

【勉強に必要な3つの力】
(1)
【感情】「やる気をコントロールする力」

(2)【戦略】「計画を立てて継続する力」
(3)【思考】「自分の頭で深く考える力」

のうち、(1)【感情】「やる気をコントロールする力」について、お伝えしたいと思います。

 目標へ続く道は、必ずしも見通しがよいとはかぎりません。ときには「壁」が立ちはだかることがあります。「伸び悩みの壁」です。
「毎日勉強をしているのに、成績が伸びない」「繰り返し勉強しているのに、テストの結果が出ない」……。

 結果が出ないことへの「焦り」や「苛立ち」が難壁となって、多くの人の「やる気を奪おう」とするのです。
 勉強中の人は、ここで自分の中の【感情】である「やる気をコントロールする力」を試されます。

「壁を乗り越えるか」、それとも、「あきらめるか」……

 多くの人が、壁の前で進みあぐねます。「これだけ勉強しても結果が出ないのだから、そもそも自分は勉強ができないんだ」と悲観して、歩みを止めてしまいます。
 でも、「壁に当たる(失敗する)というのは伸びている証拠」なのです。「この壁を越えた先に、大きな結果が待っている」としたら、あなたは、それでも歩みを止めるでしょうか?

「伸び悩みの壁」が立ちはだかったときに心が折れてしまうのは、「勉強の2次曲線(成長の2次曲線)」を理解していないからです。

 新しいことに取り組んだとき、その成果は、すぐにはあらわれません。

停滞状態(=それほど成績が上がらない時期)が続き、ある時期を経てから、急激に上昇するカーブである「勉強の2次曲線(=2次曲線のように、急に成績がよくなる時期)」を描きます

 つまり、成績がよくなる前には、ほぼ必ずと言っていいほど、「勉強をしているのに、なかなか結果が出ない時期」があるのです。

 この「勉強の2次曲線」を、あらかじめ知っておけば、それほど焦ることもないでしょう。

 たとえば、「語学学校」に通う人の中には、「最初の2〜3ヵ月は、ほとんど上達を感じない」という人が多いそうです。
「結果は後から、しり上がりに出る」ことを、あらかじめわかっている人は、上達を感じられなくても、勉強を継続することができます。「続けること」の大切さがわかっているからです。

 でも、そうでない人は、この時期にあきらめて、やめてしまいます。「いつまでも停滞が続くかもしれない…」「勉強するだけ無駄なのかもしれない…」と思い込んでしまうからです。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

ちきりん 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
生産性は、論理的思考と同じように、単なるスキルに止まらず価値観や判断軸ともなる重要なもの。しかし日本のホワイトカラー業務では無視され続け、それが意味のない長時間労働と日本経済低迷の一因となっています。そうした状況を打開するため、超人気ブロガーが生産性の重要性と上げ方を多数の事例とともに解説します。

本を購入する
著者セミナー・予定
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


白川敬裕 [弁護士]

弁護士(東京弁護士会所属)、原・白川法律事務所パートナー。 東京大学法学部卒、ラ・サール高校卒。 1975年、福岡県北九州市生まれ。大学4年在学中に司法試験に合格。24歳で裁判官に任官。民事訴訟、医療訴訟、行政訴訟、刑事訴訟等の合議事件に関わる。民事保全、民事執行、令状等も担当。 2003年、弁護士に転身。 著書に『ビジネスの法律を学べ!!』『憲法がヤバい』(共に、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、2014年7月まで「ビジネス法務」(中央経済社)にて「民法改正KEYWORD」を連載。共著に『会社の健康リスク対策は万全か』(フィスメック)がある。 NPO法人 日本融合医療研究会副理事長。


本物の勉強法

この連載では、小学校5年生まで「勉強ゼロ」だった白川敬裕氏が、「ラ・サール高校」→「東大」→「司法試験合格」→「裁判官」→「弁護士」になった、【本物の勉強法】についてお伝えいたします。「試験」にも「仕事」にも一生使える、無理や無駄を省いた、王道の勉強法です

「本物の勉強法」

⇒バックナンバー一覧