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分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

「花火の形」を<単複&尾を引くか>で分類し
マトリクスで示したインフォグラフィック

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第25回】 2014年8月5日
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伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。今回の素材は夏らしく「花火」。一言に「花火」といっても、けっこう多くの種類があるのものなのです。

子どものころ必ず見に行った花火大会
今回の題材は正しくは「打ち上げ花火」

 花火の季節ですね。最近はめったに現場に行かなくなりましたが、見るのが(聴くのが、という感覚もあり)相当に好きです。

 金沢で育ったのですが、娯楽らしい娯楽に連れていってもらったことがなかった子どもの頃、犀川の花火大会はお金もまったくかからないからか(笑)、必ず連れていってくれた。というか父親も好きだったのだろう。打ち上げ地点真下まで行って見上げているのが特によかった。アタマの上で花開く迫力と共に、火がついたままの燃えカスが落ちてくるのもスリリングでわくわくしたものだ。

 今回はその花火を扱ったもの。まずはインフォグラフィックをご覧ください。


グラフィック作成/小宮山秀明
拡大画像表示

 と、ここまでさらっと「花火」と書いていますが、正確に言うと「打ち上げ花火」と言わないといけませんね。スターマインなどの「仕掛け花火」と大きく分けて考えなければなりません。

 また、近所で遊ぶ小さな線香花火なども花火。これはなんと呼ばれてるのかいまウィキペディアを見たら、「おもちゃ花火」となっていた。<かつては玩具花火とも呼ばれたが、日本煙火協会での表記はこちらに統一されている>とのこと。

 などなど、花火はさらにいろいろ分類されるわけですが、今回の作品も、インフォグラフィック作成の基本事項<分類>をキーワードとして考えたものです。その説明、順を追って述べていきます。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

 伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。と聞くと、デザイナーやクリエーターにしか関係ないもの、と思っていませんか? それは違います。もったいない。どんな仕事でも、いや、私生活においてでも、この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。
 僕は15年前から、さまざなな事象を、チャート図解を用いて構造オチに落とし込む「分類王」として、雑誌やWEBでクリエイションを発表してきました。なかでももっともビジュアルに凝り、一種のART作品という認識で、『編集会議』に30回にわたり発表していたのが、この連載で例題としてあげていく「発想するインフォグラフィック」です。
 このビジュアルは情報をよりわかりやすくという枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。

「分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」」

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