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まっすぐ バカ正直に やり続ける。
【第4回】 2014年8月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
豊﨑賢一 [株式会社あきんどスシロー代表取締役社長]

【スシローの哲学】「少し足りないなぁ、私……」
という人ほど、大きく育つ!

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30年前、一軒の寿司屋がはじめた回転寿司チェーン「スシロー」。利益を二の次に、ひたすら「味」にこだわり続けた結果、業界トップ、年商約1200億円、年間来客数のべ1億2000万人の国民的企業に成長しました。はげしい競争を勝ち抜いてきた「スシロー」の仕事哲学・商売哲学をまとめた本『まっすぐ バカ正直に やり続ける。』から、一部をご紹介していきます。

最終的に「味」を
決定するのは「人」である。

 「味」とは、深いものです。
 いくらいいネタを仕入れても、いくら洗練された調理マニュアルを用意しても、それだけで「おいしい」と感じていただけるわけではありません。
 最終的に「味」を決定するのは、店舗で働く「人」です。

 従業員の一人ひとりが、お客様をもてなす気持ちをもっていれば、一つひとつの作業に心を込めて、素晴らしい商品が提供されるのはもちろんのこと、店舗は隅々まで綺麗に掃除され、笑顔と活気にあふれた気持ちのよい接客がされるでしょう。それは、お店に入った瞬間に、「いい雰囲気」としてお客様に伝わります。そこに、おいしい寿司が出てくれば、そのおいしさは倍増されるはずです。

 それは、売上にも如実に現れます。
 売上にもっとも影響を与えるのは「立地」とよく言われます。これは事実です。お店の売上の80%は立地で決まると言っても過言ではありません。
 しかし、40~50%は「人」によって左右されます。つまり、立地もよくて「人」もよければ、売上は100%をはるかに超えて、130%にも到達しますし、逆に、いくら立地がよくても、「人」が乱れていれば、売上は50~60%に留まってしまうのです。

 もちろん、回転寿司ではフルサービスはできません。しかし、一人ひとりの従業員が、「お客様に喜んでいただきたい」という「おもてなしの心」をもてるかどうかで、大きな差が生まれるのです。

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豊﨑賢一(とよさき・けんいち) [株式会社あきんどスシロー代表取締役社長]

1965年徳島県生まれ。高校卒業後、大阪阿倍野の寿司屋「鯛すし」に就職。その直後の1984年、創業者・清水義雄氏が回転寿司に参入。お客様に「安いし、こんなにおいしい!」と喜んでもらうために、創業当初から「原価率50%」を貫くほか、加工、調理、回転レーンの管理まで、ひたすら小さな工夫を積み重ね、圧倒的な「商品力」をつくり上げた。 2009年に社長就任。約500億円(07年度)だった売上を約1200億円(13年度)に伸ばし、業界トップに躍り出る。また、09年度、11年度には顧客満足度指数調査(経済産業省)で、飲食部門第1位を獲得。現在、2020年度までに売上2000億円を達成すべく陣頭指揮をとっている。


まっすぐ バカ正直に やり続ける。

30年前、一軒の寿司屋がはじめた回転寿司チェーン「スシロー」。利益を二の次に、ひたすら「味」にこだわり続けた結果、業界トップ、年商約1200億円、年間来客数のべ1億2000万人の国民的企業に成長しました。はげしい競争を勝ち抜いてきた「スシロー」の仕事哲学・商売哲学をまとめた本『まっすぐ バカ正直に やり続ける。』から、一部をご紹介していきます。

「まっすぐ バカ正直に やり続ける。」

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