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まっすぐ バカ正直に やり続ける。
【第1回】 2014年8月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
豊﨑賢一 [株式会社あきんどスシロー代表取締役社長]

「仕事はうまくやらなくていい」
バカ正直にやり続けるが勝ち!

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30年前、一軒の寿司屋がはじめた回転寿司チェーン「スシロー」。利益を二の次に、ひたすら「味」にこだわり続けた結果、業界トップ、年商約1200億円、年間来客数のべ1億2000万人の国民的企業に成長しました。はげしい競争を勝ち抜いてきた「スシロー」の仕事哲学・商売哲学をまとめた本『まっすぐ バカ正直に やり続ける。』から、一部をご紹介していきます。

30年間成長し続け、
業界トップに上り詰めた「理由」

 はじめまして。
 回転寿司チェーン「スシロー」の社長を務める豊﨑賢一です。

  おかげさまで、スシローは、2013年度の売上が1193億円と過去最高を記録。創業以来30期連続増収するとともに、2011年度から3年連続で業界売上高ナンバーワンを達成することができました。

 「成長の秘訣は?」
 よく、そのようなご質問をいただくのですが、私の答えはシンプルです。
まっすぐ、バカ正直に、やり続ける――。
 この一言に尽きる、と思うのです。

 スシローは、回転寿司チェーンのなかで唯一、寿司屋にルーツをもつ会社です。 
 五島列島出身の創業者・清水義雄が、大阪の下町・阿倍野につくった「鯛すし」というお店が原点。庶民的なお店が並ぶ町でしたから、それほど高いお金はいただけませんが、「味の鯛すし」と呼ばれるほど、新鮮でよいネタを出すお店でした。

 その「鯛すし」に、私がアルバイトで入ったのは18歳のときのことです。一流の寿司職人になって、30歳くらいで独立することを夢見ていました。

 ところが、その翌年、清水は隆盛の兆しをみせていた回転寿司に参入。私も、回転寿司で働くことになってしまいました。そのときは、まさか1200億円企業になるなんて夢にも思いません。当時は、まだまだ回転寿司の評価が低い時代。「安かろう悪かろう」の代名詞のように見られていましたから、正直なところ回転寿司で働きたくはありませんでした。

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豊﨑賢一(とよさき・けんいち) [株式会社あきんどスシロー代表取締役社長]

1965年徳島県生まれ。高校卒業後、大阪阿倍野の寿司屋「鯛すし」に就職。その直後の1984年、創業者・清水義雄氏が回転寿司に参入。お客様に「安いし、こんなにおいしい!」と喜んでもらうために、創業当初から「原価率50%」を貫くほか、加工、調理、回転レーンの管理まで、ひたすら小さな工夫を積み重ね、圧倒的な「商品力」をつくり上げた。 2009年に社長就任。約500億円(07年度)だった売上を約1200億円(13年度)に伸ばし、業界トップに躍り出る。また、09年度、11年度には顧客満足度指数調査(経済産業省)で、飲食部門第1位を獲得。現在、2020年度までに売上2000億円を達成すべく陣頭指揮をとっている。


まっすぐ バカ正直に やり続ける。

30年前、一軒の寿司屋がはじめた回転寿司チェーン「スシロー」。利益を二の次に、ひたすら「味」にこだわり続けた結果、業界トップ、年商約1200億円、年間来客数のべ1億2000万人の国民的企業に成長しました。はげしい競争を勝ち抜いてきた「スシロー」の仕事哲学・商売哲学をまとめた本『まっすぐ バカ正直に やり続ける。』から、一部をご紹介していきます。

「まっすぐ バカ正直に やり続ける。」

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