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「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

「激しい恋」をするほど、脳は「攻撃的」になる!?

──恋愛中の脳は、普段より「戦闘モード」に

山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]
【第11回】

人間は、脳あってこその存在。人の行動、思考、感情、性格にみられる違いの数々は、すべて脳が決めているのです。「心の個性」それはすなわち「脳の個性」。私たちが日常で何気なく行なっていることはもちろん、「なぜだろう?」と思っている行動の中にも「脳」が大きく絡んでいることがあります。「脳」を知ることは、あなたの中にある「なぜ?」を知ることにもなるのです。この連載では、脳のトリビアともいえる意外な脳の姿を紹介していきます。

愛や恋は
脳が生み出す

 人が人を愛したり、誰かに恋をしているとき、確かに目は輝き、心臓は高鳴っています。会いたいと思えば矢も盾もたまらないし、それがますます心臓を波打たせます。激しい恋や“許されない恋”なら、鼓動で心臓がはち切れそうにさえなります。

 それはあきらかに「心の世界」なのです。

 そして、心の世界が脳から発しているとすれば、愛や恋は脳がつくり出していることになるのでしょうか。

 前回書いたように、人間の「好き」「嫌い」は大脳辺縁系にある扁桃核という部分が主役になって生み出されます。好きだという思いが生まれたとすれば、扁桃核が確実に働いています。

 扁桃核は好き嫌いだけでなく、外敵から身を守るための闘争本能や攻撃行動を担っていますが、扁桃核が刺激されればそれらの本能や行動も刺激されます。

 つまり、誰かに恋しているとき、同時にその人はふだんより戦闘的だといえます。脳は恋愛感情をみずから生み出すだけではなく、それによって脳をさらに活性化させていることになるのです。

 しかし、それは愛や恋の効能の一部にすぎません。

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山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]

1954年東京都生まれ。東京農工大学農学部卒業後、同大学院農学研究科修士課程終了。理学博士(北海道大学)。ノースウエスタン大学医学部博士研究員、三菱化学生命科学研究所室長を経て、1999年から早稲田大学人間科学部教授。同大学理工学部教授を経て、現在、東北大学大学院生命科学研究科教授。同大学理学部生物学科教授。


「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

人間は脳あってこその存在。行動、感情、性格の数々はすべて脳が決めています。「脳」を知ることは、あなたの中の「なぜ?」を知ること。当連載では、脳のトリビアともいえる、意外な脳の姿を紹介していきます。

「「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!」

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