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氷の融通めぐって高まる
サークルKの再編観測

週刊ダイヤモンド編集部
2014年9月9日
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 いまやすっかり浸透したコンビニのカウンターコーヒー。今夏、このコーヒーをめぐって、業界関係者の間で注目を集めた動きがあった。

アイスコーヒー用の氷は解けにくく、氷同士がくっつかないように工夫されている
Photo by Hiroyuki Oya

 今後の業界再編の中心と目されているサークルKサンクスに対して、ファミリーマートがアイスコーヒー用の氷を融通、再編に向けた“秋波”を送ったのではとの観測が流れたのだ。

 1杯100円程度のお手頃価格と味の良さで昨年大ブレークしたコンビニのコーヒー。いまや1店舗当たり1日50~100杯の安定した売り上げを見込める、コンビニの主力商品の一つだ。

 そんなアイスコーヒーに欠かせないのが、1杯約150グラムのカップ入りの氷。昨夏は需要が逼迫したこともあって、セブン-イレブンは今年、氷の調達先を2社に増やし、安定供給の準備を整えた。

 ローソンやファミリーマートなども氷の確保に走り、「昨夏と比べ、1.5~2倍の氷が必要になった」(業界関係者)ため、製氷大手も今春から製造ラインをフル稼働させて対応に追われていた。

 だが、サークルKサンクスは出遅れた。そこで氷を確保できなかったサークルKサンクスのために、ファミリーマートが氷メーカーの製造ラインの一部を明け渡したというのだ。

 「サークルKサンクスとは良好な関係。協力できるところは協力している」とファミリーマートの中山勇社長は説明するが、まるで敵に塩を送るような氷の融通が、関係者に再編に向けた“秋波”と受け止められたというわけだ。

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