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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

徹夜・残業、夜間勤務が当たり前の人必見!
昼夜逆転生活でも不眠にならない方法

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第59回】 2014年9月16日
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残業が多い、夜間勤務の人は
不眠、ストレスに悩んでいないか

 慣れって怖い。明け方まで働くのも、休日出勤が当たり前になるのも、フレックスという名のもとに勤務時間がめちゃくちゃになってしまうのも、いつの間にか“いつものこと”になってしまう。本当は体がとても疲れているはずなのに、だ。そして、いつものことになると、問題視しにくくなるから、ケアすることもなくなる。でも、体はあなたのやる気に本当についてきてくれているのだろうか?

 とある企業の人事の方から「残業が多い、または夜間シフトがある部署では睡眠に関するトラブルが多く、ストレスや緊張も感じやすいことが見られたため、食事による改善ができないか」とご相談を受けた。

 そもそも、このような働き方をしている場合、どのような食生活になりやすいだろうか。3食とも家で食べないという人は一定数いるが、中には1日1回は家で食事をする人もいるだろう。でも、私たちは、「朝は軽くてよいけれど、夜はしっかり食べるもの」という考えをいつの間にか持つようになった。1日1回は家で食事をするとしても、夕食を家で食べない限り、冷蔵庫にはあまり食材をストックしないはずだ。よって、朝食を家で食べるからといって、充分な食事の買い出しをするかというと、そういうケースは皆無に等しい。卵、納豆、豆腐…あとは日持ちのする人参、玉ねぎ、じゃがいも、くらいしか買わないかもしれない。

 1日1回、「夕食くらいは家で食べられる」人と「朝食だけは家で食べている」人とでは、摂取する食品数が大きく異なるし、それに伴い、摂っている栄養にも開きが出るだろう。外でバランスよく食事を摂ることの難しさは誰もが感じていること。仕事を抜け出して食べられる夕食、もしくは買うことができる中食でどこまでその不足分を補えるかというと、実に難しい。ただでさえ疲れる勤務体制なのにもかかわらず、栄養が偏ったり不足すれば、回復力も遅れる。ストレスや緊張を感じやすくなるのも自然ではないだろうか。

 知らないうちに疲労感が溜まってくると、段々、自分の身体の声に耳を傾けられなくなる。

 「いま、食べたいものはなに?」

 自身にそう問いかけたとき、なんにも出てこないときの方が多かったら黄信号だ。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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