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エコカー大戦争!

日産も後押し?エコカーの風雲児が描く
タクシー電気自動車化“大作戦”!
~ベタープレイス・ジャパン藤井清孝社長に聞く

桃田健史 [ジャーナリスト]
【第7回】 2009年8月12日
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7月にパシフィコ横浜で開催された自動車部品関連の展示会。車両は日産デュアリス。これを、ベタープレイス社が外部に委託してEV化。

 まずは、日産自動車・本社広報部からの「正式コメント」を紹介する。

 「お世話になっております。お尋ねの件、お返事がたいへん遅くなりまして申し訳ございません。当社とベタープレイスとの関係につきまして、以下の通りです。

 この2010年度投入に向けて開発中のZEV(筆者注:ゼロエミッションビークル、ここではEVと同義)は家庭用普通充電と急速充電の両方の充電システムに対応する予定であり、バッテリー交換方式は採用されません。

 充電システムは車両への電力供給のひとつの方法であり、国や地域によってはバッテリー交換方式が適している場合も考えられます。

 大切なのはお客様のニーズに沿った柔軟なソリューション提供を目指すことと考えております。なお、ベター・プレイス社が日本で進めている実証実験に、当社はなんら関与しておりません」

 筆者が日産に尋ねたのは、ベタープレイス社と日産との関係について「日産からの正式コメント」が欲しい、ということだ。またこれに伴い、筆者がベタープレイス・ジャパン、藤井清孝社長との単独インタビューを行う旨も日産に通知した。

 日産は筆者が本質問をメールした時点で、本サイトにて公開した、日産EV関連記事の内容を把握している。

 上記コメントについて筆者の感想は「なんとなく曖昧。だが、こう表現するしか現時点では仕様がないという日産側の内情も、分からなくはない」という感じだ。

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桃田健史 [ジャーナリスト]

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中


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