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Jリーグのサポーター間で論争
「挑発行為」は是か非か

相沢光一 [スポーツライター]
【第320回】 2014年10月21日
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 J1リーグ戦は残り6節、J2リーグ戦は残り5節と終盤戦を迎え、J1は優勝争いと残留争い(J2降格は下位3クラブ)、J2はJ1昇格プレーオフ出場権(3位から6位まで)をかけた戦いが熾烈になっている(1位湘南はすでに昇格決定、2位松本山雅も3位磐田に勝点8差をつけており昇格濃厚)。

 これからの1ヵ月ほどは目が離せない試合が続くが、そんな中、サポーターの間では相手を挑発する行為は是か非か、という論争が起きている。

サポーターの「中指を立てるサイン」に
クラブが謝罪、入場禁止などの処分

 Jリーグクラブのサポーターの中には血の気の多い人は少なからずいて、以前から対戦相手の選手やサポーターから見れば挑発的と思える行為が繰り返されてきた。その中でも今、話題になっているのが中指を立てて相手に向けるポーズだ。英語圏では相手を侮辱する仕草であり、これをやるとケンカが始まってもおかしくない一触即発の事態になるともいわれる。

 最近、このポーズをしたサポーターの写真がネットで公開されて物議を醸し、該当クラブが相手への挑発行為として謝罪、当事者を入場禁止処分にするといった出来事が続いた。

 こうした挑発行為が是か非かという論争に発展したのは、挑発された側のサポーター集団がブログで「挑発行為のどこがいけないの?」と対応したことがきっかけだ。

 問題の試合はJ2第36節の山形―長崎戦。山形サポーターが長崎の選手に中指を立てる挑発行為を行ったとしてクラブ側が謝罪をしたが、長崎のサポーター集団は「この謝罪を断固として拒否させて頂きます」と応じた。「中指を立てる行為を推奨する気はありません(笑)」としたうえで、「われわれに対して中指を立てる挑発行為が行われた場合、俄然闘争心が燃え上がり、こんなやつらに絶対に負けたくないと普段以上に応援に気持ちが入るでしょう」と語る。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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