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相沢光一 [スポーツライター]
【第298回】 2014年5月13日
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 先週は横浜DeNAベイスターズのベテラン、中村紀洋内野手の2軍降格が話題になった。

 2軍落ちが発表された6日の巨人戦まで4番を打っていた中村の今季の成績は打率2割4分5厘、本塁打0。どんな大物選手であろうと不調に陥れば、2軍で再調整するのは当然で普通ならニュースにはならない。

 6日には中畑監督が、「チーム方針に合わない言動があった。彼の力は必要だが、そういう言動を許したらチームが機能していかなくなる」と語り、懲罰的な2軍降格であることを匂わしたが、そうであっても注目は集めなかっただろう。

 話題になったのは、降格までのいきさつを中村自身がフェイスブックに書き、中畑監督がいう「言動」が明らかになったこと、それに多くのファンが反応し、コメントを書き込んだことからだ。

内情を暴露する行為に対して
批判コメントが殺到

 中村がフェイスブックに書いたことを再現すると……。

 「打席に入っているとき、走者を場面によっては動かさず、打撃に集中させてほしいとコーチに相談させてもらいました」

 「コーチに相談することが監督批判になってしまった形です」

 「今回の相談するという行為が『批判』と映ったならば寂しいこと」

 この内容を読んだファンは、どのような反応をしたのか。

 中村の言い分に理解を示し、「待ってます」といった温かいコメントもあったが、それはごく少数で、批判が多数を占めた。その批判も、多くはすでに起きたトラブルをフェイスブックに書き込んで明らかにした行為に対してのもの。「グチるな!」、「内部事情をバラすなんて社会人としていかがなものか」、「これで同情を引くつもり?」といったコメントが並んだのだ。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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