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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

森林浴のように、酒を楽しむ
ブリック(中野)

浜田信郎
【第10回】 2008年2月29日
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 1000円台の酒場巡り。今回はバーにやってきました。中央線沿線屈指の飲み屋街、中野駅北口の一角にあるのが、昭和39年創業の老舗バー「ブリック」です。

 店に近づくと、ドアボーイとして入口扉の近くに待機していた店員さんが、スッと扉を開けて「いらっしゃいませ」と迎え入れてくれます。

 カウンターの空席は、右後方から着席しやすいように、すべて右30度くらいの角度で整列しており、いつものように店内には凛とした空気が流れています。いい店に共通する「ちょっとした緊張感」が、この店にもあるのです。この緊張感があまりあり過ぎても居心地が良くないし、なさ過ぎると店全体がダレてしまう。実に微妙なバランスです。

 手渡されたおしぼりで手を拭いつつ、まずはトリハイ(210円)と野菜スティック(400円)を注文します。

 すぐに出されるトリハイは、白いバーコートに身を包んだ店員さんが、メジャーカップできっちりと1ジガー(45ml)分計量したトリスに炭酸水を入れてステアして作る、この店の名物カクテル。トリスで作るハイボールだからトリハイです。

 野菜スティックは、セロリ、キュウリ、ニンジンの3種が、それぞれ3本ずつ。添えられた辛子マヨネーズをつけて、パリッといただく歯応えのよさがたまりません。

 カランッ

 1杯目のトリハイを飲み干して、空いたグラスをスッと差し出すと、カウンター内の店員さんが新しいグラスを取り出して、1杯目と同じ手順でトリハイを作ってくれます。

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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