就職・転職活動をする際、重要視するものといえば、給料・福利厚生などの待遇や業務の内容などがあります。それと同時に大切なのが「働きがいが得られるか」という点ではないでしょうか?

 就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは、社員・元社員による在籍企業の職場環境に関する評価点(※)を元に「働きがいのある企業ランキング2015」を発表。これによると、1位と2位は2年連続でP&Gとグーグルがランクインしたことがわかりました。

(※)データは、2012年以降にレポート対象企業への在籍経験を持つ社員によって投稿されたレポート3万2593件(13年7月1日~14年12月31日)が対象。評価は8つの調査項目(「待遇の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「チームワーク」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」)により算出。

1位は2年連続でP&Gに
サントリーは昨年の圏外から大躍進

 それでは、ランキングを具体的に見ていくことにしましょう。冒頭でもご紹介したように1位はプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)、2位はグーグルがランクインしました。2014年に続いてのトップ、2位となっています。3位になったのはサントリーホールディングスで、昨年のトップ30位圏外から一気にランクインしました。

 実は1位と2位になったP&Gとグーグルは、前回ご紹介をした「辞めてもいい企業」ランキングでも1位、2位にランクインしていました。なぜP&Gとグーグルは、共に高い評価を得ているのでしょうか。