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『おとうと』加瀬亮インタビュー
「仕事って、辛さが半分以上。たまにいいことがある」

【第33回】 2010年1月29日
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加瀬亮
かせ・りょう
1974年生まれ、神奈川県出身。2000年に『五条霊戦記//GOJOE』で映画デビュー。09年には山田太一脚本の『ありふれた奇跡』で連続テレビドラマに初出演。主な出演作は『硫黄島からの手紙』(06)『それでもボクはやってない』(07)『重力ピエロ』(09)など。

 家族という厄介な、けれど愛すべき存在について描いた『おとうと』。『男はつらいよ』シリーズをはじめ、『家族』『幸福の黄色いハンカチ』などで、日本の家族を描き続けてきた山田洋次監督が、亡き市川崑監督の同名の名作に着想を得て作り上げた。堅実な姉を吉永小百合が、不出来な弟を役者として円熟味を増す鶴瓶が、情感豊に演じている。

 この映画で、蒼井優が演じる女性を遠くから見守り続け、心の支えとなる誠実な青年を、加瀬亮が好演。名匠ガス・ヴァン・サントの最新作への出演が報じられるほか、これまでクリント・イーストウッド監督(『硫黄島からの手紙』)やミシェル・ゴンドリー監督(『TOKYO!』)など、海外の名監督の作品にも出演してきた加瀬に、山田監督や『おとうと』について、そして、映画への思いなどについて話を聞いた。

──山田監督の作品に出演するのは今回が初めてだそうですが、出演が決まったときの気持ちは?

加瀬亮

加瀬:まず、「大丈夫かな」と思いました(笑)。いわゆる、きちんとしたお芝居などをあまり経験したことがなかったので、「馴染めるのかな」という不安がありました。でも初日に、「こういう役だから、今回は居てくれるだけでいいから」と監督がおっしゃってくださって、気が楽になりました。

──「居てくれるだけでいい」と言われて、逆に「やってやろう!」と奮起したりは?

加瀬:全然、思いませんでした(笑)。

 プレッシャーはあまり感じませんでしたが、恐かったのは、1人だけ調子外れな演技をして迷惑をかけてしまうこと。

 厳しい方だという話はよく聞いていたのですが、そういったことについてはあまり気になりませんでした。これまでも恐い監督と仕事をしたことはありましたが、いろいろとおっしゃってくださったほうがいい場合も多いので。

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