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週刊・上杉隆

外資系偏重のミシュラン東京のホテル格付けは正当か

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第7回】 2007年11月28日
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 ジャーナリストという職業柄、ホテルを利用する機会は少なくない。取材ともなれば日本国内のみならず、世界中のホテルを利用する。たとえば、記者会見やインタビューのみならず、会合やちょっとした打ち合わせにも、その利便性からホテルを使うことが多い。さらに、秘密会合や深夜のインタビューなどでは、ノウハウを持っている都心のホテルこそ、最適の取材スペースとなる。

 じつは、取材対象でもある政治家も同様だ。たとえば、安倍晋三前首相は、グランドハイアット東京やパークハイアット東京などのハイアットグループ、小泉純一郎元首相は、赤坂プリンスホテルやザ・プリンス・パークタワー東京などのプリンス系ホテルを多用していた。

 政治家にしてみれば、利便性のみならず、融通が効くのも一種の魅力なのだろう。それぞれの好みは異なるが、こうしてホテルが政治の舞台になるのは古今を問わず、決して珍しいことではない。

 最近でも、辞意表明をした小沢一郎民主党代表が、一時身を隠していたのが東京駅近くの八重洲富士屋ホテルであった。

 騒動当日の夜、政治記者たちの間からはなぜ富士屋ホテルなのか、という疑問の声が挙がっていた。じつは、富士屋ホテルは、田中角栄元首相の“刎頚の友”である小佐野賢治氏が、社主を務めていた国際興業グループの中核企業である。なるほど、そう考えれば、田中角栄の秘蔵っ子でもある小沢氏がそこに潜伏していたのにも合点が行く。

 何を隠そう、筆者もかつてこの富士屋ホテルのチェーンのひとつの山中湖ホテルで働いてことがある。当時、そのホテルには、金丸信氏や石原慎太郎氏などの政治家たちが頻繁にやって来ていた。やはり政治とホテルは切っても切れない縁があるのだろう。

 とはいえ政治家相手の取材活動の主たる舞台は、永田町のある東京に集中する。そのため、現在の筆者の仕事上、圧倒的に都心のホテルを利用する機会が多い。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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