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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

セントレジスホテル大阪・福永健司総支配人に聞く
「本物志向の男性向けにユニークな企画を展開していく」

【プロが選ぶベストホテル:インタビュー拡大版】

週刊ダイヤモンド編集部
2015年7月31日
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『週刊ダイヤモンド』8月1日号の特集「プロが選ぶ ベストホテル」の大阪ホテルランキングで、2位にランクインしたセントレジスホテル大阪。その総支配人を昨年から務める福永健司氏にホテルの魅力と、今後の戦略について語ってもらった。

――セントレジスホテル大阪が高い評価を得た理由は何だと思いますか。

ふくなが・けんじ
大学卒業後、海外リゾートホテルに勤務。帰国後、会計監査事務所に所属。その後、フランス系リゾート運営会社クラブメッドの日本地区運営統括管理マネージャー職を経て、2003年より国内のスターウッド系ホテル(ウェスティン東京、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ、シェラトン札幌、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート)のシニアポジションを歴任。震災直後、ウェスティンホテル仙台総支配人として赴任、ホテル営業を再開させる。13年からスターウッドを離れ、東京マリオットホテルリブランドプロジェクトの総支配人として開業準備に携わる。14年6月、スターウッドホテル&リゾート 日本・グアムエリア統括総支配人兼セントレジスホテル大阪総支配人に就任。

 まず、大阪のホテル市場はザ・リッツカールトン・大阪の独壇場と言っても過言ではありません。そこに5年前、当ホテルが誕生しました。シェラトンやウェスティンなど複数のホテルブランドを展開する米スターウッドグループで、最高級ブランドのセントレジスですが、大阪での開業当初、認知度は低かった。タクシーで「セントレジス」と言っても全く通じなかったんですよね。

 それが2~3年目で、「つるや(ゴルフショップ)の横のホテルね」「セント“レジデンス”ね」と言われるようになり、開業から5年経った今ではようやく正しい名前で市民にも認識されるようになりました。

 ホテルがある本町は、キタとミナミのちょうど間に位置し、どちらも徒歩15分程度で行けるので、外国人を含む旅行者に非常に便利です。

 それから「五感に訴えるサービス」に力を入れてきました。例えば館内を包むこの香り。セントレジス独自の香りを世界共通で使っているのですが、館内に一歩入るとこの香りを嗅ぐことで、一気に上質な空気、非日常的な雰囲気に包まれる。こうした演出も人気のひとつです。

――世界に数あるセントレジスの中でも、大阪ならではの特徴はありますか。

 お客様が1階入り口でまず目にする梅の木を模したクリスタルのオブジェ、それからバーの大きな絵画、そして何といっても庭園ですね。能の舞台をモチーフに、枯山水の石庭をしつらえた日本庭園は、街中にいることを忘れさせる解放感があります。ここで春から秋にかけて行うビアガーデンが、おかげさまで大人気です。

 スイートルームは12室あるのですが、4室は「テーマスイート」と言って「松」「藤」「花菖蒲」「百合」の名前が付けられ、和を意識した造りです。松スイートはマツボックリをモチーフにした椅子やクッションが特徴です。

 サービス面においては、セントレジスのウリはなんといってもバトラー(執事)サービスです。我々はお客様の貴重な時間をお預かりしている立場ですから、滞在時間を少しでも有効に使って頂きたい。そのためにシャツのアイロン掛けや靴磨き、予約代行など、リクエスト頂いたことには全力でお応えします。

――大阪はインバウンドが急増していますが、客層にはどのような変化がありますか。

 以前は出張で利用される方が多かったですが、最近はレジャー目的の方がぐっと増えましたね。昨年あたりから円安や関西国際空港に多くのLCCが発着するようになった影響で、外国人のお客様がかなり増えました。スターウッドの会員プログラム「SPG」をご利用のお客様は「日本にセントレジスがあるなら泊まってみよう」となるわけです。以前は7割が日本人、3割が外国人でしたが、これが今では逆転しています。他の大阪のホテルと違う点は、欧米のお客様が多いことですね。

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