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 奪われる仕事のトップは14兆円規模の小売店販売員だった。Eコマースの進展などを鑑みればそれは容易に想像できるが、2位に挙がってきたのは会計士で、代替市場規模は11.8兆円に上る。

 ある監査法人の会計士は「確かに会計士の仕事の8割は機械に代わる作業かもしれない」と述べる。会計士の重要な仕事である決算数値の誤りの発見まで、今後、人工知能を用いた機械が取って代わる可能性はかなり高い。

 また、表にある代替市場規模が大きいほどベンチャー企業の参入可能性が高い領域でもある。先のニコゴリーは、43位の法務関連職の市場に位置する。他にも、自動運転技術のZMPらが手掛ける「ロボットタクシー」は、12位のタクシー運転手の仕事も変え得る。産業用ロボットの生産性を向上させているMUJINは組立工や機械工の職を代替する可能性がある。

 ITサービスは国境を越えやすい。世界各地のベンチャーが参入するため、今後、機械化によって職業が奪われるのも必然だ。子供たちの中には、その変化を感じ取っている者もいる。