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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

凄すぎるレジェンド社員を妄信するとロクなことはない

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第147回】 2015年10月5日
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あなたの職場には、「レジェンド」と呼ばれる社員がいませんか?

 プロ野球現役最年長選手として注目されてきた中日ドラゴンズの山本昌氏が今季限りで現役を引退することになりました。次々と「最年長記録」を塗り替えてきた日本球界のレジェンド(語り継がれる存在)が、ついにユニホームを脱ぎます。

 同じようにみなさんの職場にも、レジェンドと呼ばれるベテラン社員がいないでしょうか。野球選手のように引退はありませんが、レジェンド社員とどのように接していくべきなのか悩んでいる若手社員も少なくないようです。今回はレジェンド社員の実態と、そんな彼らとどのように接していくべきかを、みなさんと考えてみたいと思います。

山本昌、葛西紀明、三浦カズ…
凄すぎるスポーツ界のレジェンドたち

 野球界のレジェンドである山本氏は、1983年にプロ野球に入団。米国への野球留学も経験し、現地でハングリー精神を学び、代名詞となった「スクリューボール」習得のきっかけをつかみました。ちなみにスクリューボールとは投手の利き腕方向に曲がりながら落ちる球種。このボールを武器に通算219勝をあげました。さらに驚くべきなのは、40歳を超えてからノーヒットノーランを達成したこと。以降は球界の最年長記録と呼ばれるものを次々に塗り替えていきました。

 同期入団の選手がとうに引退したあとも、勝ち星を重ねていきましたが、昨年度から怪我で登板機会が激減。今年は8月に初登板しましたが、左手人さし指を突き指して途中降板。球界初となる50歳以上での登板、勝利すればジェイミー・モイヤー氏の世界最年長勝利記録更新という大記録が期待されましたが、引退を発表しました。

 山本氏は、「ファンのみなさんのご声援がなければ一歩たりとも進めなかった32年間でした。感謝、という言葉しか、思いつきません。こんな幸せな野球人生は、生まれ変わっても二度と送れないでしょう」と感謝の言葉で引退のコメントを締めくくっています。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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