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絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます
【第11回】 2015年12月2日
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石原明 [日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役]

何を基準に値段を決めるのか?

4刷となった『絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます』。今回は、セミナーで寄せられた質問に答えるかたちで、適正価格についてお伝えします。値段の付け方を根本から間違っている人もいますので、ぜひ参考にしてください。

値段の付け方は、原価を基準にしてはいけない

 今回の質問は、「値上げの検討をするうえで、適正価格はどうすればいいのでしょうか?」です。

 皆さん、口をそろえて、価格を設定するには、「原価」といいます。製造業でもないのに、です。

結論から言うと、「原価」から決めてはいけません。

 適正価格とは、最低限生きていける価格のことを指します。

 会社が生き延びていくための価格設定です。

 ラーメン屋さんを運営するのに、どのように適正価格を決めるのでしょうか。

 店も古くなっていきます。コストは、原価だけでなく、人材を採用して教育するまでの費用も入れます。

 モノの値段は何で決まるかというと、最終的には、「顧客の価値」。そして、値段だけでブランドができる。

 現在、英会話ビジネスを富裕層向けにやっています。半年で360万円。

 「英語が話せるようになったら、自分のパフォーマンスが100倍になるのにな」と思っている経営者がいたら、この値段は安い買い物。

 同じ商品をAさんBさんCさん、別々の値段で売っていいんです。誰が同じ値段で売らなければいけないと決めたのでしょうか。

値段は何を基準にして、決めていいのか? ずばり、お客様の上限です。

 とある人事コンサルティング会社。倒れそうなぐらい働いているのに、値段が安い。

 値段を10倍にしました。

値段を上げたことで集客コストを設けられるので、お金を払って、代理店にお願いできます。

 反対に、値段を安くすると、なんでも自分でやらなくてはいけない。

 資本主義社会は、お金を使えば使うほど成功します。お金をかけないで成功する方法は理想ですけど、成功する確率は、1000分の1。

 お金を使えないところに使えるようになるから、どんどん値上げしたほうがいいのです。

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石原明 [日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役]

 

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。
毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「高収益トップ3%倶楽部」には、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。
毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数2200万回を超えている。
著書に、『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。


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