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進研ゼミが目指す「幼児教育世界一」

ベネッセホールディングス会長兼社長 原田泳幸

週刊ダイヤモンド編集部
2015年12月11日
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原田泳幸氏がトップに就任してから初となる新中期経営計画を発表した。2020年度の目標は売上高6000億円のうち海外比率を25%に引き上げ、利益を倍増させる内容だ。狙いを聞いた。

Photo by Toshiaki Usami

──新中計のポイントはどういう点でしょうか。

 ベネッセといえば「進研ゼミ」しか認知されていないのが現状ですが、社会人向けの英語教室や介護などさまざまな事業があります。海外でも幼児向け通信講座「こどもちゃれんじ」が成長路線に乗っている。こうしたゼミ以外の事業をいかに伸ばしていくか。教育から介護まで、お客さまに一生涯感謝される会社、それがベネッセだと認知されることを目指します。

──経営方針の一つに「積み上がる経営」を掲げましたが、これはどういう意味ですか。

 進研ゼミは45年の歴史の中で、商品力やブランドを積み上げてきました。ところが直近10年間は毎年300億円も掛けて大量のダイレクトメールを打つなど目先の会員獲得に走っていた。中長期的にデジタル化を含む商品の進化を図ることや、人材投資を怠った結果、会員も減っていったわけです。

 一方、介護や学校事業は着実に積み上げてきました。有料老人ホームを全国に282施設展開し、入居率も93%と断トツです。

 学校事業も高校向け模試はシェア75%で、全国に圧倒的な顧客基盤がある。主力事業のゼミも、こうした資産と信頼を積み上げる経営に立ち返ろうという意味です。

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