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“日本一の記憶力”池田義博が教える 仕事ができる人の記憶術

40代後半から独学で「記憶力日本一」になれた理由

池田義博
【第1回】 2015年12月16日
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 “1450”

 これ何の数字かわかりますか?

 この数字、実は2014年の年末に世界記憶力選手権で私が制限時間1時間で記憶できた数字の数です。ピンとこないという方、10桁の電話番号だとすると145人分といえばイメージしやすいでしょうか。

 ちなみにこの時の私は、40代後半です。

俺はまだこんなもんじゃない!

「加齢とともに記憶力は退化する」と思い込んでいませんか?40代からでも記憶力はアップします!

 申し遅れました。私は池田義博と申します。小さな塾を経営している平凡な塾講師でした。2013年の2月3日までは。

 元々エンジニアだった私は、父の死をきっかけに家業の塾を継ぐことになりました。その後、月日は淡々と過ぎて行きましたが、心の中では「自分はまだこんなもんじゃない、自分が輝くことができるものが何かあるはず」と思い続けていました。しかし、その何かがわからないまま悶々とした毎日をすごし、気がつけば40代も半ばにさしかかっていました。

 そんな時、塾のなかで何か新しいカリキュラムとして使えるものが何かないかといろいろ探していると、偶然、「記憶術」というものに出合ったのです。

 それまでは記憶術などというと、何か少し胡散臭いものというイメージがあったのですが、よくよく調べていくと日本はもちろん海外でも昔からある、何かを記憶するためのれっきとした技術であることがわかりました。

 当初は塾に導入する目的で始めた記憶術ですが、学んでいくうちに塾そっちのけで自分の能力を磨くことに夢中になってしまいました。

 そうこうするうちにこれまた偶然に、世の中には記憶力を競う大会があることを知ることになったのです。

 「よし、これは今の自分を試す絶好のチャンスだ!」

 と感じた私は人生も半ばにさしかかった今の自分に、どのぐらいの結果が出せるのか試してみたくなり、日本記憶力選手権にチャレンジすることを決めたのでした。

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池田義博(いけだ・よしひろ)

一般社団法人日本記憶能力育成協会会長。
大学卒業後、大手通信機器メーカーにエンジニアとして入社。その後、学習塾を経営。 塾の教材のアイデアを探していたときに出合った記憶術に惹かれ学び始める。このとき、記憶力を競う記憶力日本選手権大会の存在を知り出場を決意。独学での 練習の末、初出場した2013年2月の大会で優勝し記憶力日本一となる。その後、14年、15年と3連覇。17年も優勝し、出場した4回すべて記憶力日本 一に。
また、13年12月、ロンドンで開催された世界記憶力選手権において、日本人初の「記憶力のグランドマスター」の称号を獲得する。
次の夢は技術としての記憶力を広く世の中に伝え、さまざまな立場の人々の記憶力向上に貢献し、それにより豊かな生活を享受してもらうこと。その活動を使命とし形にするため、一般社団法人日本記憶能力育成協会の設立に至る。
NHK総合「ためしてガッテン」や「助けて! きわめびと」、TBSテレビ「マツコの知らない世界」など、テレビ出演多数。


“日本一の記憶力”池田義博が教える 仕事ができる人の記憶術

人の顔と名前が覚えられない、さっきまで覚えていたことが思い出せない…。年を取れば取るほど、こんな悩みを抱えがちです。しかし、本当に記憶力は加齢とともに衰えるものなのでしょうか?“普通の人”からたった数年で“日本一の記憶力を持つ男”になった池田義博さんが「あるある」という仕事のシチュエーションを例に、大人になってから記憶力をのばす方法をお教えします。

「“日本一の記憶力”池田義博が教える 仕事ができる人の記憶術」

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