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“日本一の記憶力”池田義博が教える 仕事ができる人の記憶術

仕事のできる人はやっている!
人の顔と名前を覚える簡単な方法

池田義博 [一般社団法人日本記憶能力育成協会代表理事兼会長]
【第2回】 2016年1月13日
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この人たちの顔と名前を
10秒程度で覚えてください

※名前はすべて架空のものです

 いきなり課題を出したりしてすみません。このぐらい覚えておくのは簡単だよと言われる方もいるかもしれませんね。でもほとんどの方にとって人の顔と名前を一致させて記憶するのは難しいことではないでしょうか。私も人の顔と名前を覚えるにはどうしたらよいか、よく相談を受けます。

 そこで今回は、「人の顔と名前を覚える方法」をご紹介していきましょう。

人の顔と名前を記憶するのは難しい

 なぜ、人の顔と名前を覚えることが難しいのでしょうか。それは2つの情報を同時に記憶しておかなければならないからです。その2つとは画像情報としての「顔」と文字情報としての「名前」です。

 皆さんもこんな経験はありませんか?外出先で前に会ったことがある人と偶然出会い挨拶されるも顔は覚えているのだけれど名前が出てこない。「あー、どうも。その節は」などお茶を濁しつつ頭の中で必死に名前を思い出そうとしてもいっこうに出てこない。結局相手の名前を呼べないままその場をやり過ごし別れるといった経験がないでしょうか。思い出せない原因は相手の「顔」の画像情報に「名前」という文字情報が結びついていないからなのです。

 そして、そもそも文字情報の「名前」を覚えること自体がとても難しいことでもあります。いきなりですが、皆さんそれぞれたくさんの「思い出」をお持ちだろうと思います。その思い出は楽しいものばかりですか?むろん楽しい思い出もたくさんあるでしょうが、中には辛かった思い出や悲しかった思い出なども含まれているはずです。なぜ思い出はずっと記憶に残っているのでしょう。それはその経験をした時に喜怒哀楽、何らかの感情がわき起こったからなのです。頭に入ってきた情報に感情が絡んでいることが長く記憶に残るための条件なのです。

 ところが、人の「名前」は単なる文字情報です。文字を見ても感情も湧きようがありません。つまりそういうことからも顔と名前を一致させて覚えておくことは難しい作業となるのです。

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池田義博[一般社団法人日本記憶能力育成協会代表理事兼会長]

1967年5月11日生まれ茨城県出身、在住。大学卒業後、大手通信機器メーカーにてエンジニアとして入社。その後、父親が癌で亡くなり、会社を退職して家業の学習塾を継ぐ。塾の教材のアイデアを探していた時に出会った記憶術に惹かれ学び始める。この時、記憶力を競う日本記憶力選手権の存在を知り出場を決意。約10ヵ月月間の独学での訓練の末、初出場した2013年2月の大会で優勝し、記憶力日本一となり、その後3連覇を達成中。海外の記憶力大会にも挑戦し、2013年12月ロンドンで開催された記憶力世界選手権において日本人初の「記憶力のグランドマスター」の称号を獲得。
一般社団法人 日本記憶能力育成協会

 


“日本一の記憶力”池田義博が教える 仕事ができる人の記憶術

人の顔と名前が覚えられない、さっきまで覚えていたことが思い出せない…。年を取れば取るほど、こんな悩みを抱えがちです。しかし、本当に記憶力は加齢とともに衰えるものなのでしょうか?“普通の人”からたった数年で“日本一の記憶力を持つ男”になった池田義博さんが「あるある」という仕事のシチュエーションを例に、大人になってから記憶力をのばす方法をお教えします。

「“日本一の記憶力”池田義博が教える 仕事ができる人の記憶術」

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