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超ロジカル思考 発想トレーニング

グーグルは人類の脳を支配したのか?

ペイジとブリンが創造した新しい世界観

高野研一 [コーン・フェリー・ヘイグループ 代表取締役社長]
【第2回】 2016年1月28日
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 激しい環境変化の中をサバイバルできるビジネスリーダーとして今回取り上げたいのがグーグルの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの二人である。

 この二人は、スタンフォード大学のコンピュータ・サイエンスの博士課程にいた頃に出会う。当時インターネットが普及し始めた時期で、ネット上に増殖していく膨大な量の情報をどう整理し、利用可能にしていくかというテーマで意気投合し、1998年にグーグルを立ち上げる。

 この二人のつくった検索エンジンのおかげで、いま我々はネット上にある情報の海に埋没せず、必要な情報だけを取ってくることが可能になった。文字情報だけではなく、グーグルアースやグーグルマップ、ユーチューブのように、画像や動画まで検索できるようになったのだ。

 この二人は、アップルのスティーブ・ジョブズやアマゾンのジェフ・ベゾスに比べると、あまり表に出ることがなく、目立たない存在ではあるが、情報革命の中で、これまで存在しなかった新しい世界を実現したという点では、ジョブズやベゾスに勝るとも劣らない。

 いや、人類史上において革命的な変化をもたらしたという観点から見ると、両者をはるかに上回っているかもしれない。ここでは、ペイジとブリンの二人が世の中にもたらした変化を見るために、次のエクササイズに取り組んでみてもらいたい。

【エクササイズ】
Q:グーグルの創業者であるペイジとブリンは、情報革命の寵児ともいえますが、グーグルの登場以前と以後とで、いったい我々の生活がどう変わったのでしょうか?
また、グーグルの登場が人類史上において「革命的」といえるのはなぜかについて考えてみてください。

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高野研一[コーン・フェリー・ヘイグループ 代表取締役社長]

たかの・けんいち/神戸大学経済学部、ロンドン・スクールズ・オブ・エコノミクス(MSc)、シカゴ大学ビジネススクール(MBA)卒。大手銀行でファンドマネジャーを経験した後、コンサルタントに転じ、マーサー・ジャパン取締役等などを経て現職。『超ロジカル思考』(日本経済新聞社)、『ビジネスリーダーの強化書』(日本経団連出版)、『勝ちグセで企業は強くなる』『グループ経営時代の人材マネジメント』(ともに東洋経済新報社)など著書多数。


超ロジカル思考 発想トレーニング

変化が激しく、先が見えない世界でビジネスを行う場合、ロジカルに最適解を求めようとしても出てこないことが往々にしてある。そうした「正解のない世界」を勝ち残ってきたビジネスの天才たちは、どのような能力を持っているのか。我々がロジックを超えた直観力を身につけるには、どうすればいいのか。

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