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実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

できちゃった結婚した妻が豹変
種馬にされた夫の悲惨な末路(上)

露木幸彦 [露木行政書士事務所代表]
【第21回】 2016年1月23日
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ごく普通の結婚がしたかっただけなのに……

 突然ですが質問です。1年のなかで一番、結婚願望が湧き上がってくるのはいつでしょうか?一例を挙げれば、1月の4週目。そう、ちょうど今ですが、なぜでしょう?

 例えば、久々の職場での同期会、実家での年始挨拶、そして帰省先での同窓会……もし今まで疎遠になっていた会社の同期や、母方の従兄弟姉妹、そして中学や高校の同級生などと久方ぶりに再会し、昔話に花が咲き、そしてこんなふうにサプライズ報告を切り出されたら。

 「実は俺、結婚することになったんだ。夏には子どもも産まれるんだ。新婚旅行はその後だけど、やっぱりバリ島かなぁ」

 そんなふうに行く先々で「ええ!お前、結婚するの?」と連呼し続ければ、知らず知らずのうちに「結婚っていいなぁ」と洗脳され、「うらやましいなぁ」と触発され、「このままじゃヤバい」と焦り始めるでしょうが、結婚を意識する回数が多ければ多いほど「願望」が高まるのは当然必然といえば当然でしょう。

 それだけではありません。実家に帰ったら帰ったで、きっと母親が追い撃ちをかけてくるでしょう。「アンタもそろそろ(結婚したらどうなんだ)」と。さすがに今さらガミガミと言ってこないけれど、「そういう空気」が漂っているのは明らかで、せっかく帰省したのに肩身が狭い、居場所がない、何だか気まずい……そんな経験はないでしょうか?たかだか「結婚していないだけ」なのに、まるで『人間失格』のような扱いをされれば、何かに追い立てられるかのように急いで結婚しなければならないようです。

結婚からわずか1年で毎月10万円の養育費
4000万のローンに加え貯金600万を失った男性

 「僕もきれいな嫁さんが欲しいし、かわいい赤ん坊を抱きたいし、両親を安心させたいなぁ」

 そうやって「今年こそは!」と気合を入れ直す男性が今日あたりは多そうですが、それもそのはず。国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」(平成22年)によると未婚男性のうち「いずれは結婚しようと考えている」と答えた人は全体の86.3%に達しているのですから。

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露木幸彦[露木行政書士事務所代表]

つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある


実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

昨今の離婚事情は複雑化している。夫が借金、浮気、暴力を繰り返して妻に愛想を尽かされるという「昭和型離婚」ばかりでなく、足もとでは「草食系離婚」も急増している。妻が多重債務、不倫、ヒステリーなどを繰り返し、真面目で優しい夫がそれに絶えられなくなって離婚を決意するというパターンだ。そうしたなか、離婚トラブルで悩み悶える男性が増えている。一度離婚トラブルに発展すると、男性は多くの精神的・物理的な負担を強いられる。到底納得できない理不尽な離婚トラブルに意図せず巻き込まれた場合に備えて、普段から対処法を考えておくことは必要だ。「男性の離婚相談」に特化し、数多くの相談実績を誇る行政書士の露木幸彦氏が、毎回実例を挙げながら、男性が陥り易い離婚トラブルへの対処法を指南する。読まずに泣くか、読んで笑うか――。現在離婚トラブルで悩んでいる人もそうでない人も、「他人事ではない男の離婚」について考えるための参考にしてほしい。

「実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦」

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