できちゃった結婚した妻が豹変 <br />種馬にされた夫の悲惨な末路(上)ごく普通の結婚がしたかっただけなのに……

 突然ですが質問です。1年のなかで一番、結婚願望が湧き上がってくるのはいつでしょうか?一例を挙げれば、1月の4週目。そう、ちょうど今ですが、なぜでしょう?

 例えば、久々の職場での同期会、実家での年始挨拶、そして帰省先での同窓会……もし今まで疎遠になっていた会社の同期や、母方の従兄弟姉妹、そして中学や高校の同級生などと久方ぶりに再会し、昔話に花が咲き、そしてこんなふうにサプライズ報告を切り出されたら。

「実は俺、結婚することになったんだ。夏には子どもも産まれるんだ。新婚旅行はその後だけど、やっぱりバリ島かなぁ」

 そんなふうに行く先々で「ええ!お前、結婚するの?」と連呼し続ければ、知らず知らずのうちに「結婚っていいなぁ」と洗脳され、「うらやましいなぁ」と触発され、「このままじゃヤバい」と焦り始めるでしょうが、結婚を意識する回数が多ければ多いほど「願望」が高まるのは当然必然といえば当然でしょう。

 それだけではありません。実家に帰ったら帰ったで、きっと母親が追い撃ちをかけてくるでしょう。「アンタもそろそろ(結婚したらどうなんだ)」と。さすがに今さらガミガミと言ってこないけれど、「そういう空気」が漂っているのは明らかで、せっかく帰省したのに肩身が狭い、居場所がない、何だか気まずい……そんな経験はないでしょうか?たかだか「結婚していないだけ」なのに、まるで『人間失格』のような扱いをされれば、何かに追い立てられるかのように急いで結婚しなければならないようです。

結婚からわずか1年で毎月10万円の養育費
4000万のローンに加え貯金600万を失った男性

「僕もきれいな嫁さんが欲しいし、かわいい赤ん坊を抱きたいし、両親を安心させたいなぁ」

 そうやって「今年こそは!」と気合を入れ直す男性が今日あたりは多そうですが、それもそのはず。国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」(平成22年)によると未婚男性のうち「いずれは結婚しようと考えている」と答えた人は全体の86.3%に達しているのですから。