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ホリエモン的常識

地方新聞のSNS化は止めようがないと思う
【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第72回】 2016年3月15日
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Q.私の父は地元で中小企業向けの新聞社を経営しています。しかし、発行部数も落ち込みもあり、自分の代での廃業を考えているようです。堀江さんが田舎の新聞社社長だったら、どう行動しますか。

スパッと紙媒体を捨てて
ネットを基盤に事業を拡大させるしかないなぁ

A.中小企業の数が減少しているわけではなく、彼らは経営に役立つ情報を常に欲っしているわけですから、情報を伝えるというニーズはあるわけです。

 ただし、現在はその手段が紙媒体からウェブその他のインターネット媒体に変化している、それだけの話です。

 私はメールマガジンを配信し、多くの読者に有料で購読をしてもらっています。メルマガではビジネスに役立つ情報も数多く発信しています。

 やり方は違いますが、役に立つ、そして読者が読みたくなる情報を発信するという意味では、やっていることは新聞社と同じです。顧客が欲しがる情報をタイムリーに、ブログやメルマガ、ソーシャルメディアで発信する。

 並行して、一部のメルマガを無料で購読者以外にも発信するなど工夫しながら、戦略を立てて展開すれば、それなりの読者数は確保できると思います。紙媒体と異なり、印刷コストも必要なくなりますから、収益率も上がるはずです。

 さらに、読者から希望者を募るなどして、オンラインのサロンのような仕組みをつくり、異業種交流会的なビジネスも始める方法もあると思います。

 

Q.「部下を信頼するのが上司の務め」と言われますが、私は部下を信頼しきることができません。部下は口では「私についていきます」と言いますが、できが良い分、私を本当に信頼しているのか確信が持てません。部下の本心を見極めたいのですが、良い方法はありますでしょうか。

自分は部下から信頼されていると
勝手に信じ込んで円満な関係を築けばそれでOK

A.まず、そもそも人を疑っていては仕事は成り立ちません。ビジネスとは人と人との信頼関係で成り立っているものなのですから。

 それは顧客、取引先との関係においてだけではなく、自分の会社の仲間たちとの関係も同じことです。

 そうは言っても、人間には必ずダークサイドな面がありますから、陰口のようなことはごく当然のように言っていると思います。しかし、本人から直接に聞かされるのでなければ、気にしなければ良いのです。

 もし、部下が会社を辞めるとしたら、それは部下が今の仕事や年収に満足していないということですから、改善する努力をすべきでしょう。

 考えようによっては、この質問は、恋人を信頼しきれないある人が、その恋人に対して「貴方は私のことを愛していると、私が確信できるように、それを証明してください」と嘆いているようなものです。

 恋人にしてみれば、そんなことは証明しようがありません。だから、自分に対して都合よく、自分のことを信頼していると思い込めばそれでいいのです。

 もちろん、ときにには裏切られることもあるでしょう。そのときは、直ぐに忘れればよい、それだけです。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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