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健康不安を放置しない!最新治療&予防法

[PET]
頭頸部や卵巣の「がん」、
悪性リンパ腫に有効

--週刊ダイヤモンド編集部--
【第8回】

従来のCTやMRIと組み合わせれば
より精密ながんの検査が可能

 PET(陽電子放射線断層撮影法)検査は、腫瘍の良悪性の識別、原発巣検索、再発・転移の検査に役立つ。

 そのメカニズムは次のとおりだ。がん細胞は通常の細胞より3~8倍程度多くブドウ糖を消費する。この性質を利用し、ブドウ糖に似た専門検査薬を静脈注射して、その集合体を画像化することでがんを発見できる。特に頭頸部がんや卵巣がん、悪性リンパ腫などの発見に有効といわれる。

 従来のCT(コンピュータ断層撮影)やMRIががんを瘤として「形状」で認識できたのに対し、PETは細胞の活動度、つまり「機能」を測るため、両者を組み合わせれば、より精査できるというわけだ。

 どのような観点で実施機関を選ぶべきなのか。これは脳ドックや内視鏡でも共通だが、(1)最新鋭の機器、(2)画像診断の確かな医師、(3)問題が見つかった場合の治療との連携が挙げられる。おおまかな目安はやはり、検査件数の多さのようだ。

自由診療で10万円前後
一定条件を満たせば保険の適用も

 PET検査の料金は自由診療扱いのため、10万円前後とかなり高い。ただし、厚生労働省の基準により、一部の疾患で一定の条件に合う場合は保険適用となる。各医療機関や自治体に問い合わせてみよう。

 PETは発展途上の機器であり、一部で問題も指摘されている。肝臓や胃、前立腺などの部位や、1センチメートル以下の早期がん発見の精度が低いというのだ。体の状態や希望に合う検査の組み合わせについて、まずは医療機関に相談してみるのがよいだろう。

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週刊ダイヤモンド編集部


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健康不安を放置しない!最新治療&予防法

毎日の忙しさの中で、体の不調をついそのままにしていませんか?ちょっとした症状が実は重要な「サイン」だったという例は数多くあります。病気になってから治療するのは“のどが渇いてから井戸を掘る”ほどの手遅れ、という医師もいるくらい早めの対処は大切。本連載は働き盛りのビジネスマンが知っておくべき病気の最新常識です。

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