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成功する人の考え方
【第37回】 2016年5月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
加地太祐 [経営者、陽明学者]

成功する人は夜を待ちわびている

「人生を変えたい」「夢を実現したい」と思う人は多い。しかし、一体どれだけの人がその実現に向け努力しているだろうか。現役の経営者で陽明学者の加地太祐氏は、「成功するためには、何より実践が大事」と説く。本連載では、加地氏の初の著書成功する人の考え方の内容をベースに、成功に必要なポイントをお伝えする。今回は、成功する人の思考のクセについて。

毎日、23時が楽しみなワケ

 僕が毎日書いている「成功する人の考え方」の読者は大半が30代だ。

 しかし、希に学生さんなども読んでくれていて、時々素敵なメッセージをくれる時がある。

 その少年は現在、大学受験の真っ最中で、自分の決めた目標のためにすべての時間を勉強のために注いでいた。

 「お行儀が悪いかもしれませんが、僕は食事をしている最中も勉強をしています。通学の途中も、お風呂の中でもすべて勉強しています」

 この行為をやり過ぎだと言う人はいるかもしれない。

 少年をやり過ぎだという人の言い分はこうだ。

 「勉強ばかりが人生ではないよ。友達と遊んだりカラオケに行ったりするのも勉強になるんだ」

 確かに人生はすべてにおいて勉強だ。

 友人との付き合いや遊びにだって学びは多くある。

 しかし、少年は成功するために大切なことを実践している。

 それは「すべての時間を目標達成のために使う」ということだ。

 彼はそれほどまでに「決めた大学」に合格したいのだ。

 僕は多くの成功する人が「目標のためにすべての時間を使う」という現象を多く見ている。

 ある人は、お酒を完全に断ち、ある人は新聞さえ解約して目標までの時間を使うことに専念した。

 「ここまでしなければ目標は達成できないのか?」

 多くの成功する人は、「そこまでやるか!」と言われるくらい実践している。

 それは移動中に寝ることさえ許さない。

 僕は少年に愚問をぶつけた。

 「それだけ頑張って楽しみはあるの?」

 彼は少し考えてこう答えた。

 「1日が終わって23時になることです。あぁ、やっと寝れると」

 ここまで夜を楽しみにした生き方を、キミは経験したことがあるだろうか?

 著者のフェイスブックサイトはコチラ→https://www.facebook.com/seikousuru/

「考える」から「考え続ける」へ

 成功する人のアイデアは凄い!と言われる。

 しかし、彼らはアイデアが凄いのではなく、アイデアを考える習慣が一般の人とまったく違っている。

 そのひとつが「考える」から「考え続ける」の変化だ。

 もちろん、素晴らしいアイデアを閃いたりするとき、思考は一種の輝きを放つ。

 「雷に打たれたような感覚でした」なんて表現する人もいるくらいだ。

 しかし、真の成功する人は爆発的な思考を求めてはいない。

 何かを考えるとき、「ただ考える」だけではなく、「考え続ける習慣」を持ち合わせているのだ。

 なぜ、考え続ける人には成功する人が多いのか?

 その理由は「一度、思考を停止すると、その地点に戻るまでにかなりの時間を要する」からだ。

 人間の脳はデータをセーブするように出来てはいない。

 一度停止した思考は、必ずと言って良いほど劣化する。

 つまり「忘れ始めるのだ」

 一度停止した思考はすぐには戻らない。

 数日後、締め切りに追われ再び考えようとするが、過去の考えはどこかに消えてしまい、最後に思考を止めたところまで戻るのに苦労する。

 だから、成功する人は考えずを止めず、いつも考え続けている。

 それが最も効率の良い方法なのだ。

加地太祐(かじ・たいすけ)
1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
阪南大学高等学校中退後、溶接工に。その後、サラリーマンになり英会話スクールに通うが、1年後の2004年に通っていた英会話スクールが倒産。当時の従業員に「給料を数ヵ月もらわぬままオーナーが失踪したので助けてください!」と生徒なのに相談される。月商18万円で家賃支払いが23万円と大赤字なのにもかかわらず、「可哀想だから」と400万円を借金して援助し、サラリーマンを続けながら思いがけずオーナー経営者になる。
しかし、3ヵ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
2015年2月6日、交通事故に合い5日間意識不明に。6日目に目覚めたとき、「このまま死んだら僕はこの世界に何も残していないことになる」と愕然とする。
それがきっかけで、スタッフや愛する娘たちに残せるのは「言葉しかないのだ」と悟り「成功する人の考え方」の連載をスタート。純粋に言葉の力を試すために名前をふせたままスタートするも幸運にも支持を得て開始8ヵ月で3万いいね!を突破。月間リーチ数250万人の人気ウェブサイトに成長する。年間1000人以上の経営者と対話し、会社経営を行う傍ら、1人でも多くの成功者を世に出したいと、日夜、記事の執筆に精力を注いでいる。山田方谷を学ぶ実践塾「方谷塾」塾頭、陽明学者。
所属団体
・盛和塾<大阪> 世話人。稲盛和夫の経営者塾世話人
・EO Osaka<Entrepreneur Organization>理事。アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体
成功する人の考え方HP http://ekusia.com/
フェイスブックページ  https://www.facebook.com/seikousuru/
 

※次回は、5月25日(水)に掲載します。

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かじ・たいすけ/1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
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しかし、3ヶ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。 この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。 その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。 彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。 この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
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 ・盛和塾<大阪> 世話人 稲盛和夫の経営者塾世話人
 ・EO Osaka<Entrepreneur Organization> 理事 アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体

 


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いつの時代も変わらない、成功をめざす人が身につけたい思考と行動の原理原則とは何かを、経営者であり、陽明学者でもある著者がやさしく語りかける。フェイスズックで月間リーチ数250万を超える人気コラムの作者がダイヤモンド・オンラインの読者に特別に贈る人生を変えるヒント。

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