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「スバル」社名変更に最大顧客ボーイングも納得

週刊ダイヤモンド編集部
2016年5月31日
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 スバルブランドで知られる富士重工業が、来年4月に、社名を「SUBARU」へ変更する。富士重の源流である飛行機研究所(後の中島飛行機)が1917年に創立されてから来年でちょうど100周年。この節目にスバルブランドを磨く取り組みを加速させる。

 なぜ今、社名変更をするのか。その狙いについて吉永泰之・富士重社長は、「富士重という社名には愛着があるし、反対もあった。でも、社内に向けてメッセージを発信すべきと判断した」と説明する。

社名変更を発表する吉永泰之社長。すばる(別名六連星)は、富士重が同じ中島飛行機源流の5社の出資で設立されたことに由来する
Photo by Akira Yamamoto

 富士重自らが「スバル」の名を背負うことで、ブランドの発信力は今まで以上に高まることになる。「これまでも、スバルブランドを磨こうよ、と言い続けてきた。社名変更によって、従業員の皆さんが、それを磨く当事者なのだということを示したかった」(吉永社長)という。

 そもそも、国内外の販売店は全てスバルブランドで統一されており、インパクトは小さい。海外の現地法人にしても、ほぼ全てがスバルの名を冠しており、「むしろ海外では、富士重よりもスバルの方が名が通っており、ユーザーには何の驚きもない」(同)という。

 社名変更と同時に、汎用エンジンなどを生産する産業機器事業は新規案件の開発を凍結し、今秋に自動車部門へ統合される。業績絶好調の自動車部門へ経営資源を集中することで、さらなるブランド力向上を目指す構えだ。

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