食べて寝るだけで痩せられる!?<br />驚きのスーパーフードとは

NYタイムズ紙のベストセラーになり、日本でも「2016年上半期本ランキング 美容・ダイエット部門1位」(オリコン調べ)に選ばれた『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』。モデルでタレントの道端カレンさん、バレエ王子ことバレエダンサーの宮尾俊太郎さんがご自身のSNSでお勧めしていることでも話題の本書で紹介されている、「食べて寝るだけで痩せられる驚きのスーパーフード」とは?

「睡眠」+「スーパーフード」=痩せる!?

「質のよい睡眠をとると、体脂肪を分解するコルチゾールが分泌される」「睡眠には筋肉の合成を助ける成長ホルモンを分泌する効果がある」……。

 万年ダイエッターの方々にとっては、「睡眠」と「ダイエット」が深い関係にあることは周知の事実だと思いますが、実は「寝る前」にあるものを取り入れるだけで、さらに痩せやすい体を作れるということを、ご存じでしょうか。

「完全無欠コーヒー」(バターコーヒー)の提唱者として有名なデイヴ・アスプリー氏の著書『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』には、150kgの体重と不健康な体に悩まされたアスプリー氏が、3600万円という大金をかけて徹底的に食と体の関係を研究し、50㎏もの減量と、身体的パフォーマンスを向上させた方法が記録されており、その中には、なんと「睡眠ダイエット」に効果が期待できる3つのスーパーフードが紹介されています。

 長年、さまざまな睡眠法を実践してきたアスプリー氏は、「睡眠と食事は直接関連していて、睡眠の質もまた、減量とパフォーマンスに強い影響を与える」と述べています。睡眠の質というのは、「今日はお休みだから、いっぱい眠った~」という時間の物差しだけではなく、どれくらい早く寝つけるか、レム睡眠とデルタ睡眠(身体を回復させる深い眠り)を何時間できるかで問われるもの。ひと晩に6.5時間以上寝るべき理由はなく、質の高い睡眠がずっと大事だという研究結果も出ています。

 細胞内のミトコンドリアは特に睡眠中に、脳の老廃物を除去するので、しっかり睡眠をとれば、ミトコンドリアの機能が改善し、脳の保守システムを加速。短時間でしっかり体内を“掃除”することができ、ダイエットも集中力もアップするのだといいます。

 そして、そこで欠かせないのが次の3つの食材なのです。