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1秒で「気がきく人」がうまくいく
【第4回】 2016年7月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
松澤萬紀 [日本ホスピタリティー・マナー研究所・代表]

絶対に「悪口」を言わないことが、
一流になる人の共通点

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ANA客室乗務員12年。500万人のお客様から学んだ「気がきく人」の1秒の習慣。その業界でダントツの成果を上げている人に共通していたのは、ほんの「1秒」という時間の中で判断を下し、非常に「気がきく習慣」をいつも実行しています!

脳は、「他人への悪口」を、
「自分への悪口」として受け止める

 「言葉は身の文(あや)」という「ことわざ」があります。

「人がしゃべったり、書いたりする言葉には、その人の品性や、性格や、心の中の様子をあらわす」という意味ですが、私はこのことわざを、

「使う言葉によって、その人の品性が磨かれることも、反対に、卑しくなることもある」

と解釈しています。

 脳科学の分野には、「脳は主語を理解できない」という説があるそうです。

「脳の仕組み」として、自分が口にしたすべての言葉を、「自分のこと」として受け入れようとするため、「他人に向けた悪口」であっても、「自分に向けた悪口」としてとらえてしまうのだそうです。

 ということは、人の悪口を言えば言うほど、自己嫌悪に陥ることになります。「○○さんが悪い」「○○さんはひどい人だ!」と非難したり、悪口を声に出すことは、「自分自身を非難している」のと同じこととして、脳はとらえるのです。

 一流の人の「共通点」は、人の「悪口」を絶対に言わないことです。

悪口やネガティブな言葉は、自分の脳にもネガティブなメッセージを伝えてしまいます。

 自分が辛いときには、ついつい、私も愚痴をこぼしそうになるのですが(笑)、自戒を込めて、自分が口にする言葉の中に、「やさしさ」や「思いやり」が込められているか、振り返ってみたいと思います。

 嫌なことがあったとき、愚痴をこぼしたくなるとき、そんなときこそ、「愛語」を口に出してみる。あたたかみのある言葉で話しかけてみる。

 そうすれば、相手に思いやりが伝わるばかりか、自分の品格も磨かれて、前向きな気持ちになれるのではないでしょうか

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松澤萬紀(まつざわ・まき) [日本ホスピタリティー・マナー研究所・代表]

日本ホスピタリティー・マナー研究所・代表。幼少期よりCA(客室乗務員)に憧れ、8回目の試験で念願のCAに合格。ANA(全日空)のCAとして12年間勤務する。トータルフライトタイムは8585.8時間(地球370周分)。在職中に、「社内留学制度」に合格し、西オーストラリアに留学。現地学生とともに「ホスピタリティー」を学ぶ。ANA退社後は、ホスピタリティー・マナー講師、CS(顧客満足度)向上コンサルタントとして活動。関西人ならではのユーモラスな講義で、過去最多の年は、年間登壇回数200回以上。総受講者数は、2万人以上。リピート率は97%に達し、1年後の研修も決まっている。「礼法講師」資格、「日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー」資格も持ち、「笑顔と思いやりからはじまるマナー」を、「3つのK(行動・気づき・心)」ですぐに行動化できることを目的とした人財育成を行う。「新入社員研修」「 管理職研修」「 接遇研修」などを中心に、幅広い層に対して豊富な研修実績を持つ。とくに「新入社員研修」に関しては定評があり、100%のリピート率をほこる。また、企業研修のみならず、高校、大学でも講座を行った経験があり、毎回、大好評を博している。また、読売テレビ「ミヤネ屋」、乃木坂46の番組である日本テレビ「NOGIBINGO! 5」・「news every.」、TBSテレビ「はなまるマーケット」、ラジオ「J-WAVE」などへの出演、毎日新聞にも掲載されるなど、メディアでも活躍中。著書に、11万部を突破した『100%好かれる1%の習慣』、『【図解】100%好かれる1%の習慣』があり、台湾や韓国でも、翻訳され、人気を博している。


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