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新版 ひとり社長の経理の基本
【第1回】 2016年8月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
井ノ上陽一

『一休』の高級ランチも経費になる!
そのポイントとは?

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「高級ランチも経費になる!」と聞いて、そんなバカなと思った方もいらっしゃるかもしれません。本当なのでしょうか。『新版 ひとり社長の経理の基本』の著者、井ノ上陽一氏に、経費のカンドコロを聞きました。

「経費」になるかどうかは、
何で決まるのか?

 カフェで仕事をするために払ったコーヒー代は、経費で落ちるのでしょうか?

 通常、カフェでの打ち合わせだと2人以上のレシートになります。これが1人だと、当然レシートも1人分です。

 「1人でカフェに行くなんて、単に休憩に行ったんじゃないか?」と思われるかもしれません。しかし、いまやPCを持ってスタバに行く、スタバでアイデアを練る、といったことをしている人は多いです。ひとり社長なら、なおさらでしょう。

 ただ、本当は休んでいるだけなのに、「仕事をした」として経費に入れてはいけない点に注意して下さい。私も、実際に仕事をしたときにだけ経費にしています。

 高級ホテルや高級レストランの予約ができる『一休』というサービスがあります。この『一休』を利用して、お客さまとランチミーティングをすることもあります。その目的・メリットとしては、

・どっちみち食事をとるなら、美味しいところでとりたい
・美味しいお店を開拓したい
・『一休』だとスマートに予約がとれる
・お客さまと、「次は〇〇に行きたいね」と会話がはずむ
・夜飲み歩くよりも、ランチはコストパフォーマンスが高い

といったものが挙げられます。経費を有効に使い、楽しみながら税金を減らしましょう。

 しかし繰り返しますが、何も仕事をしていないのに、「仕事をした」として経費に入れてはいけない点には注意して下さい。

 その他、「これは経費になるのか?」と判断に悩むケースをご紹介します。意外と経費にできるものなのです。

●本代、セミナー代
⇒業務に関係のあるものであれば問題ありません。30万円のセミナーでも経費になる可能性があります。判断をする税務署員が高額セミナーに行かない場合は即却下されることもあるでしょう。判断する側がどんな感覚かにもよるのです。

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    井ノ上陽一 (いのうえ・よういち)

    「経理業務の効率化」「会計とITの融合」を得意とする税理士。
    大学卒業後、総務省統計局に勤務し、数字の分析手法とITスキルを学ぶ。しかし、「独立して、数字とITで社会貢献したい」という思いから、税理士受験に挑戦。見事合格し、税理士資格を取得。2007年に独立を果たす。
    「経理は難しくない! ひとり社長でもできる! 」をモットーに、ITを駆使した効率の良い経理を経営者に伝えている。目標は、手書き伝票を使う、手間をかけすぎるといった「経理の古い慣習」を変えること。
    業務効率化を得意とし、あるクライアントでは、Excelによる業務管理システムの導入とペーパレス化の推進により、年間240時間分の業務を削減した。
    現在、世界で100人強しかいない「マイクロソフトMVP for Excel」の資格を所持している。
    税理士業務に加えて、セミナー・執筆などを通じて、「数字」「お金」「時間」「IT」に関する悩みを解決し、新しいワークスタイルを提案している。


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