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プレゼンの上手な話し方

すぐれた人も視線が泳げば“信頼できない人”!?
明暗を分けるプレゼンターの態度

福田 健 [C.N.S(株)話し方研究所会長]
【第1回】 2010年10月26日
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 いまやプレゼンテーションは、誰にとっても身近な存在、必要なスキルとなっている。一時まで、プレゼンテーションは売り込みのイメージを伴って、営業担当の仕事のように思われていた。

 だが、現実はそうではない。広告会社では、クライアントの前でプレゼンテーションを行うのは営業ではなく、クリエイティブと呼ばれる制作担当者である。広告提案の内容を制作したものが、プレゼンテーションを行うのである。

 システム設計に携わる技術者も、仕事の現場では、プレゼンテーションをしなければならないことが多い。営業の人間よりも、技術者のほうが、プレゼンテーションを行う機会が多いという会社もあるくらいだ。行政の職員も、住民や関係者と称する人たちを対象に、「説明会」という名のプレゼンテーションを行っている。

 このように、誰もが、いつプレゼンテーションを担当する機会が訪れるかもしれない状況にありながら、

・ プレゼンテーションは苦手だ
・ 中身は何とかなるが、それをうまく表現できなくて、困っている
・ うまくいったと思うのに結果はその逆で、どこに問題があるかわからない
・ 技術者で口ベタだから、できれば担当から外してほしい

 などの不安や悩みの声を耳にする。

 その一方で、

 「プレゼンテーションが上手にできるようになりたい」
 「競合プレゼンテーションでは、他社に勝って、何とか仕事を取りたい」

 と願う声も、現実にはたくさんある。では、どうすれば、「プレゼンテーションがうまくなる」のだろうか──。この問いに答えていくのが当連載である。

 当連載では、回を追って「プレゼンテーションの技術」と、「コミュニケーション全般についての心得」を学んでいくことになる。プレゼンテーションの機会がある皆さん、コミュニケーション全般に関心のある皆さんのお役に立てば、こんなに嬉しいことはない。

 では今回は早速、短期間で上達するために必要なプレゼンテーション・スキルについて学んでいこう。

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「説得力のある話し方」を身につけることが、プレゼンテーションを成功させるカギ!聞き手に理解・納得・共感してもらい、イエスを引き出すためには、どういうコミュニケーションをとり、どういう話し方をすればいいのか? コミュニケーションの原理原則から説き起こし、プレゼン、スピーチ、講演、会議、商談・交渉などの実践の場面で威力を発揮する効果的で説得力のある話し方について解説する。

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福田 健 [C.N.S(株)話し方研究所会長]

1983年株式会社話し研究所を設立。2004年に会長に就任。「コミュニケーション」を軸にした講座、講演を企業、官公庁を中心に行い、話し方研究所でもセミナーを開催。主な著書に、『人を動かす会話術』『上手な「聞き方・話し方」の技術』などがある。


プレゼンの上手な話し方

いまやプレゼンテーションは、営業職の人だけでなく、技術者、行政の職員などすべての人にとって身近な存在、そして必要なスキルになっている。あらゆる場面で聞き手を納得・共感させるにはどうすればよいのか。この連載では、「説得力ある話し方」を身につけ、プレゼンテーションを成功させるカギを探る。

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