ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ

トヨタ人工知能参入の本気、家庭用ロボット発売も!?

週刊ダイヤモンド編集部
2016年8月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
トヨタの人工知能事業参入「ドリームチーム」を率いるギル・プラット氏はAI界で“米国の至宝”とも呼ばれる

『週刊ダイヤモンド』8月27日号の第1特集は、「勝者のAI戦略~人工知能の嘘ホント~」です。その中から、トヨタ自動車が本気でAI事業に参入し、外部から人材を招聘して結成した「ドリームチーム」の挑戦についてお送りします。

 7月12日、トヨタ自動車の命運を握る男が、福島第1原子力発電所を訪れていた。トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)のギル・プラット最高経営責任者(CEO)がその人だ。

 前職は米国防高等研究計画局(DARPA)のプログラムマネジャーで、そのロボティクス分野への貢献度から“米国の至宝”とも呼ばれる人物である。

 プラット氏は、DARPA時代に福島原発事故の教訓を生かそうと、災害救助用ロボットの国際競技大会を開いた実績がある。人がまったく近づけないような苛酷な環境下でも、どのようなロボットならば活躍できるのか──。プラット氏は研究テーマの一つとして掲げる、廃炉プロジェクトの視察へやって来たのだ。

 昨秋より、トヨタが人工知能(AI)分野へ傾斜している。AIの研究開発拠点として米シリコンバレーにTRIを新設、2020年までに10億ドル(1000億円)を投資すると宣言したのだ。その後も、AI関連の協業・投資の案件が相次いでいる。

 トヨタは本気である。投資規模もさることながら、シリコンバレーに集中するAI人材の獲得法にも長けている。現在、AI分野のトップ研究者は、AIに注力する企業の間で争奪戦になっており、AIに“地の利”のない新参者が採用をするのは容易ではない。

 まず、米大学のAI研究の“ご三家”のうち、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学の研究所と提携した。この2大学は、大学の実力の目安となる「(AI関連の)論文の被引用本数」が3000本以上と多い。

 さらに、プラット氏の招聘により、彼の“友人”であるジェームズ・カフナー氏(グーグルロボティクス部門長)を研究メンバーとして迎えることができた。ちなみに、カフナー氏の夫人は日本人で、彼自身が親日派である。

 プラット氏に近い製造業幹部によれば、「ギル(・プラット)さんは生粋の研究者。起業家みたいにギラギラしていない。みんなギルさんとだったら一緒に仕事をしたいと思っている」。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年3月4日号 定価710円(税込)

特集 文系こそ学べ 勝つための絶対スキル データ分析

統計分析 Excel入門 データに強くなる

【特集2】
コーヒービジネス大活況
サードウェーブの次に来る波

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ

最新号の読みどころを特集担当者の視点でお伝えします。時には紙幅の関係から記事にできなかった取材の内側など、「ここだけの話」も満載です。

「今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ」

⇒バックナンバー一覧