本連載では、11月11日に『聞くだけで脳の疲れがとれるCDブック』を出版するクリスタルボウル奏者の石塚麻実さんが、脳の疲れをとる究極の方法として、クリスタルボウルの音や響きが、なぜ、脳や心身にいいのかについて、わかりやすく解説します。連載は全6回の予定です。

月曜日の朝、なんだかスッキリしない……。

「休日、ゆっくり休んだはずなのに頭がスッキリしない……」
「なんだか、体が重く感じる……」
「やる気がしない……」

 こんなときは、脳の疲れがとれていないのかもしれません。

 脳は、体と同様に24時間365日ずっと働き続けています。私たちは、ボディメンテナンスの方法や体の休め方は知っていても、脳の休息の方法は、誰にも教わったことがありません。

 最近では、瞑想を活用した脳の休息法として「マインドフルネス」が注目されています。

 Apple創業者のスティーブ・ジョブズが瞑想の実践者だったり、Google社でもマインドフルネスの研修を取り入れています。世界中の人が本当の意味での「脳の疲れをとる方法」を求めているのです。

 脳の疲れがとれない理由はIT化が進み、24時間休みなく様々な情報に触れることができるため、その結果、眠らなければならない夜も眠れず、脳へのストレスが蓄積されていることも原因の一つです。