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インフレをめぐる3つの疑問

日本では「デフレは悪で、インフレが望ましい」という考え方が広がり、定着しつつあります。特に安倍晋三首相が選挙前から「量的緩和の拡大」「デフレからインフレへ」などと盛んに発言し、実際にマーケットが円安・株高に動いたため、この風潮はますます強まっています。経済が停滞しているのも、若者の就職難もデフレのせいで、インフレになれば経済が活性化し、苦しい生活が楽になるがごとく喧伝されますが、本当にそうでしょうか? インフレの基本的構造や金融政策の仕組み、それらの個人や企業への影響、為替との関係などを分かりやすく解説する全3回。著者は、処女作『弱い日本の強い円』(日本経済新聞出版社、2011年)が11万部と大ヒットした、佐々木 融さん(JPモルガン・チェース銀行債券為替調査部長・マネジングディレクター)です。
 

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「インフレをめぐる3つの疑問」の全記事一覧
  • 第3回 インフレは円安圧力を強める効果があるのか? 

    [2013年04月24日]
    アベノミクスで大幅な円安・株高が進んでいる。「どんどん円安方向に誘導してインフレ率も押し上げればいい」という意見があるが、それは本質を見誤っている。日本に今必要なのは、強い需要である。しかも、インフレが円安圧力を強める効果もそもそも疑問である。

  • 第2回 「インフレ=善」、「デフレ=悪」は本当か? 

    [2013年04月23日]
    インフレには3つの種類がある。そのうち、良いインフレはひとつだけ。だが、無理にインフレを起こそうとすれば、良いインフレにつながるとは限らない。そして、仮にインフレに転じることができても、銀行預金程度の資産しか持たない人の暮らしは厳しくなる確率が相当高い。

  • 第1回 日銀がお札をすれば、財布の中の1万円札は増える? 

    [2013年04月22日]
    「日銀はバンバンお札を発行しろ!」という人がいる。だが、お札を刷る量は、日銀に当座預金を持つ民間金融機関の需要、つまりは、みなさんのような個人や企業のニーズによって決まる。しかも、個人も企業も、預金残高以上の額は引き出せない。日銀がバンバンお札を刷ったところで、その結果は…?

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