第5回
再稼働説を支える3つの神話と1つの真実――八田達夫・大阪大学招聘教授
八田達夫[大阪大学招聘教授]
原発が再稼働されなければ、夏の電力不足、温暖化対策への問題、電力料金上昇による産業界への負担、エネルギー安保上の問題が起こると多くの識者が…
2014.3.28
2013年12月初旬、政府は新たに策定するエネルギー基本計画のなかで、原子力発電を「重要なベース電源」とする方針を決定した。国民的なムーブメントとなった「反原発運動」は、以前ほどの盛り上がりは見せていない。それは「安全が確認された原発は再稼働する」という方針の自民党が政権を奪還したことによって、世間が一種の諦めを感じたようにも映る。しかし、本当にそれでいいのだろうか。福島第一原発の事故処理や東京電力の再建など、問題は依然として残る。私たちは、原発をどうするのか。「反原発」「原発推進」などそれぞれの立場の識者や専門家による寄稿やインタビューで、この答えの問いを探る。
第5回
八田達夫[大阪大学招聘教授]
原発が再稼働されなければ、夏の電力不足、温暖化対策への問題、電力料金上昇による産業界への負担、エネルギー安保上の問題が起こると多くの識者が…
2014.3.28
第4回
井熊 均
政府は原子力発電を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけた。これは国民の期待に応えたものとは言えない。事故の原因が究明されていない上、根…
2014.2.14
第3回
村上 達也
村上達也・前東海村村長は、JCO臨界事故とその後の事故終息を経験した、原発の酸いも甘いも知る。同氏に原発を「重要なベース電源」とする方針を…
2014.2.6
第2回
澤 昭裕
震災後、法的根拠のない原発の停止などで、原子力政策は混乱を極めた。政府はこの混乱を脱し、揺れつづけたエネルギー政策議論に一応の決着をつける…
2014.2.4
第1回
ダイヤモンド・オンライン編集部
エネルギー基本計画では原発は「重要なベース電源」という方向になる一方、都知事選では国政選挙ではないものの「脱原発」が争点となる。下火になっ…
2014.1.17