【第52回】 2009年07月27日
どえりゃー庶民革命の
河村たかし市長直撃インタビュー
「ナゴヤが日本を変える!」
尾張・ナゴヤが燃えている。庶民革命を掲げる河村たかし新市長が今年4月に就任し、さっそく市民税減税を打ち出したのだ。庶民革命は議員定数削減、議員報酬引き下げにまで及ぶ可能性があり、市民は興味津々、市議会は戦々恐々。「ナゴヤを見習ってちょー」と豪語する“河村流”の真髄を浮き彫りにした。(聞き手・文/「週刊ダイヤモンド」副編集長 藤井 一)
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| 河村たかし 1993年衆議院議員初当選。日本新党、新進党、自由党、民主党を経て、第21代名古屋市長に就任。Photo by M.Usui |
河村たかし:(市長に就任して初めての)6月議会は、なかなか楽しかったんじゃにゃーですか。原稿なしで、いろいろしゃべったし。
事前に原稿はつくってもらうし、それ自体の意味はあるんですよ。役所の考え方がわかるから。だけれど、おれの考え方は違うと。こっちも事前にはっきり言って、議会では全然原稿と違う答弁してましたね(笑)。
(市民税10%減税の市長提案が継続審査になったことは)おれも長いことやっとるから、想定内ですよ。
まあ、これで市民の皆さんも、政治がどんなものか、よくわかったんじゃないですか。減税ってのは議会が言うもんでしょ、そもそも。で、役所が反対すると。
今回は逆だ。役所が提案してるのに、議会は反対まではできなんだけど賛成しなかった。議会は誰の味方なんだと。
そもそも、議員や公務員は税金で食ってるわけだからね。高い報酬もらって威張ってちゃいかんのよ。税金を払ってる市民のために、一円でも税金を安くする。それが政治の本質です。
財政危機だから減税できないとか言うけれど、そんなの嘘。銀行に預金が集まっても投資先がないから、国債を買ってるわけです。だから、これ(国債)は借金じゃない、貯蓄過剰なんだ。カネが余っとる証拠に、長期金利も上がらないじゃないですか。財政危機だ増税だと騒ぐのはいい加減にしてほしいね、もう。

減税なき行政改革なんてありえないでしょう? たとえば農林水産省で行政改革やって、100億円浮いたとする。その100億円はどこに行くんですか。減税しなければ、元の農林水産省に行くんじゃないの? それじゃ意味ないですよ。
(地方自治体の減税は)日本初ですが、これ、国にも考えてもらいたいわ。政治の根本がそもそも間違っとる。
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