2021.7.18
アナログレコード生産が10年間で10倍に!?人気急上昇の謎を追う
令和の時代において「アナログレコード」の新規生産が増えている。日本の音楽市場は世界に比べると特異な「オタク気質」であること、若者が初めて出合う「面白いハードとソフト」としてレコードを楽しんでいることが背景にある。
コラムニスト
1954年生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業後、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集長などを経て現職。著書に『複雑系の選択』『めちゃくちゃわかるよ!経済学』(ダイヤモンド社)『浦安図書館を支える人びと』(日本図書館協会)など。
2021.7.18
令和の時代において「アナログレコード」の新規生産が増えている。日本の音楽市場は世界に比べると特異な「オタク気質」であること、若者が初めて出合う「面白いハードとソフト」としてレコードを楽しんでいることが背景にある。
2021.6.20
2021年5月、東京都の国立代々木競技場が国の重要文化財に指定される見込みとなった。意匠は丹下健三(1913~2005年)。戦後日本の建築界をリードし、世界各国の都市計画も手掛けた「世界の丹下」である。1964年の東京オリンピック当時、この代々木…
2021.5.21
高杉良氏の新作『破天荒』(新潮社)が刊行された。巨匠の新作は自伝的経済小説である。高杉氏といえば、90年代平成金融危機のさなかに発表した『金融腐蝕列島』シリーズで、今日のメガバンクの誕生を精緻に、そして劇的に予告したことで知られる。…
2021.5.16
葛飾北斎の生誕260年を記念した映画「HOKUSAI」が5月28日に公開される。北斎の70年を超える画業を、比較的時間順に事実を追いながら劇化した“初”の伝記的な映画だ。彼の人生を知るためには非常によい作品に仕上がっている。
2021.4.18
「白川義員写真展/天地創造」が東京都写真美術館で5月9日まで開催されています。1935年生まれの白川氏は、2021年1月に86歳を迎えました。半世紀を超えるシリーズ12作の最終章に至った本写真展を見に行きました。
2021.3.21
1980年代から90年代末まで、ワープロの入力システムとして一定のシェアを獲得し、ライティングのプロに愛用されていたのが「親指シフト」の入力システムとキーボードである。21世紀の現在も、おそらく親指シフトから離れられないプロが数百人くらい…
2021.2.21
「映画音楽のマエストロ」ジョン・ウィリアムズが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(以下、ウィーン・フィル)を指揮して自身の楽曲を演奏したアルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』(ユニバーサル)が発売されたのは昨年…
2021.1.17
1942年6月生まれのポール・マッカートニーは、2021年で御年79歳を迎えます。そのようなポールの新作アルバム『マッカートニーIII』が、2020年12月18日に発売されました。半世紀も活躍しているのになぜ「III」なのでしょうか?
2020.12.20
2020年は作曲家クルト・ヴァイル(1900~50年)の没後70年、そして2021年はヴァイルの夫人であり、歌手・女優のロッテ・レーニャ(1898~1981年)の没後40年に当たる。クルト・ヴァイルはユダヤ系ドイツ人で、第1次大戦と第2次大戦の戦間期ベルリン…
2020.11.22
2020年は、ジョン・レノンの生誕80年、そして1980年12月8日にニューヨークで凶弾に倒れてからちょうど40年に当たる。東京・六本木で大規模な展覧会「ダブル・ファンタジー/ジョン&ヨーコ」展が開催され、また、最新のリミックス・ベスト・アルバ…
2020.10.18
20世紀の代表的な指揮者の一人、オットー・クレンペラーの新しいCDが9月に2点発売され、多くのリスナーを驚かせた。近年はレアな音源が次々に登場して慣れているが、このクレンペラー盤は珍しい上にステレオ盤だ。
2020.9.20
今年8月に発売された「ブルックナー:交響曲全集」。NHK交響楽団正指揮者でもあった若杉弘が1996年から98年にかけてサントリーホールで演奏したチクルス(全曲演奏会)のライブ録音である。今回は、若杉氏が残した流麗で美しいブルックナーの魅力を…
2020.8.23
2020年は、ドイツの社会学者・経済学者マックス・ウェーバーの没後100年に当たる。ウェーバーはちょうど100年前、世界的に流行した感染症(スペイン風邪)に罹患し、肺炎で命を落とした。ウェーバーはどのような人生を歩んだのだろうか。
2020.6.28
東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)が6月21日の定期演奏会から、ついに聴衆を会場に入れた定期演奏会を再開した。新型コロナウイルス対策において、難関は聴衆の密集よりも、舞台上の密集対策だ。東京フィルの再開は多くの演奏団体にとっ…
2020.6.21
今年で、ビートルズ最後のアルバム「レット・イット・ビー」の発売から50年。わずか8年ほどの録音活動期間でありながら、ポピュラー音楽史に多大な影響を与えたビートルズ。特にこのアルバムの発売、そしてその後の映画「レット・イット・ビー」公…
2020.5.24
2020年は、チャイコフスキー生誕180周年の記念すべき年である。抒情的で美しい旋律、金管楽器の派手なリズムとハーモニーなど、世界中で人気があるチャイコフスキーだが、なかでも1番人気の「悲愴」交響曲の新しい録音を、30代から40代の指揮者で聞…
2020.4.12
なぜ、どのように新型コロナウイルスは出現したのか、どうして感染は急速に世界に広がったのか、そもそもウイルスとは何か、いったいいつから地球に存在しているのか、抗コロナウイルス薬とは、どのようなメカニズムで効くようになるのか。いやはや…
2020.3.8
2020年はベートーヴェン生誕250年のアニバーサリー・イヤーだが、わが国の代表的な作曲家、山田耕筰が没して55年目の年にも当たる。山田耕筰といえば、「赤とんぼ」「待ちぼうけ」「この道」「からたちの花」といった童謡によって広く知られている…
2020.2.23
本欄の前回、「ベートーヴェン生誕250周年、最新『交響曲全集』10本を聞き比べた!」の最後に書いたように、同じ曲でも楽譜の版(エディション)の相違が演奏に大きく影響するので、指揮者による楽曲の研究は楽譜の選択から始まる。クラシックだか…
2020.1.26
2020年12月にベートーヴェン生誕250周年を迎える。今年は世界中でベートーヴェンの作品を演奏するコンサートが無数に開催されるだろう。CDなどのソフトも、すでに続々と発売されている。特に9つの交響曲は世界中で人気があり、全集としてさまざま…
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