2021.5.23
なぜ、多くの経営トップはビジネスのバズワード、イリュージョンに取り込まれてしまうのか?
最先端の〇〇システムなど、経営は常になんとなくもっともらしく聞こえるものの、その実態や効能が不明瞭な言葉や概念、バズワードに取り囲まれている。そして、気を許すとすぐにそのバズワードによって、イリュージョン、それも幻想というよりもむ…
株式会社RE-Engineering Partners代表、経営コンサルタント
早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所よりの企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号を取得した後、マッキンゼーアンドカンパニーに入社。マッキンゼー時代は、大手電気企業、大手建設業、大手流通企業などの戦略策定や経営改革などに携わる。その後は、企業側の依頼により、大手企業の代表取締役社長、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。これまで経営改革に携わったおもな企業には、アオキインターナショナル(現Aoki HD)、ワールド、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ、三城、卑弥呼などがある。2008年8月に(株)RE-Engineering Partnersを設立。成長軌道入れのための企業変革を外部スタッフや役員などの役目で請け負う。戦略構築、しくみづくりにとどまらず、社内に機動的な参謀チーム、改革スタッフを養成し、企業が永続的に発展するための社内の習慣づけ、文化づくりを行い、事業の着実な成長軌道入れまでを行えるのが強み。
2021.5.23
最先端の〇〇システムなど、経営は常になんとなくもっともらしく聞こえるものの、その実態や効能が不明瞭な言葉や概念、バズワードに取り囲まれている。そして、気を許すとすぐにそのバズワードによって、イリュージョン、それも幻想というよりもむ…
2021.5.19
特別編として対談形式でお届けする最終回。対談のゲストは、カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)の創業者、宗次徳二氏だ。宗次氏は、一代で築き上げた株式会社壱番屋を53歳で一切の役職を辞し、2002年に引退。翌年NPO法人イエロー・エンジェルを設…
2021.5.16
特別編として対談形式でお届けする第3回。対談のゲストは、カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)の創業者、宗次徳二氏だ。「社内争いも派閥もなかった」と語る宗次氏に対し、社内にエゴイズムを生まない文化について稲田氏が掘り下げる。
2021.5.12
特別編として対談形式でお届けする第2回。対談のゲストは、カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)の創業者、宗次徳二氏だ。宗次氏より経営トップとしての創業期からの躍進の背景をうかがい、稲田氏は「ご夫婦が相互の参謀のようだ」と説く。弱い部分…
2021.5.9
今回からは、特別編として4回にわたり対談形式でお届けする。ホストは『経営トップの仕事』著者の稲田将人氏。対談のゲストは、カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)の創業者・宗次徳二氏だ。対談第一回では、経営者が持ち続けたい「感謝の心」につ…
2021.5.5
CS(顧客満足)については、具体的に何を狙い、どこまで行うべきかについてはあいまいなままで、マネジャーによっても線引きするラインが異なる、気合いの掛け声になっていることがある。CSについては、どこまでが本当に効果があるのかを定量的に調…
2021.5.2
私がコンサルティングをする場合、プロジェクトのスタート時に、トップに大小様々な「カイゼン」の余地が「見える化」されてくることを事前に説明しておく。実際、トヨタでは問題点は隠れているものであるとの前提に立ち、課題の「見える化」は評価…
2021.4.28
低迷状態にある企業では、思い付きのアイデアの連打や、毎年、前例踏襲の施策ばかりが続いていることがよくある。これは、市場の実態を理解できず、市場起点のPDCAが廻っていないから。市場と事業の実態を示すデータは、かなりのことがわかるレベル…
2021.4.25
ビジョン策定のためには、事業実態を把握することが必須になる。事業あるいは製品ラインごとに、その成長性と収益状況を把握し、自社の事業において今、何が顧客に支持されて、何が支持されなくなっているのか? それはなぜかという「押さえ」とな…
2021.4.21
何かの節目に、トップが「今後の自社のビジョンを描いておきたい」と思うことがある。そのために、広告代理店を使ってまとめてもらう企業もあれば、社内プロジェクトで役員や次世代の役員候補が合宿を行い、自分たちのありたい姿を描く例もある。し…
2021.4.18
2018年にゾゾタウンを運営していた株式会社スタートトゥデイ(現 株式会社ZOZO)が、ゾゾスーツによる計測データをもとに、カスタムオーダーのスーツの通信販売を始めた。しかし、そのカスタムオーダースーツは、期待していたフィット感とは程遠い…
2021.4.14
競合がひしめき合っていて、一見、レッドオーシャンに見える市場でも、実はお客さんが潜在的に「もっと、こうだったら良いのに」と思っていることがあり、まだ具現化されていないブルーオーシャン状態のニーズが潜んでいることがある。家具小売り業…
2021.4.11
経営学者が発表し、コンサルタントたちが用いる分析のためのフレームワークの多くは「静的」なもの。それらは現状をうまく整理するためには有効だが、現実のビジネスでは、人や競合企業は「時の流れ」の中で作用しあいながら、かつ、知恵を絞ったイ…
2021.4.7
今では事業を大きく成長させた企業の多くは、実は創業当初は全く違うビジネスモデルで船出したところが多々存在する。それらの企業は事業を続けて様々な試行錯誤を重ねるうちに、他の事業拡張の機会を見つけ、そちらに乗り換えて大きな成功を手にし…
2021.4.4
「戦略」は、目標となる「頂(いただき)」に向かうためのシナリオにすぎない。シナリオは、どんなに精緻に作り上げたとしても、現実がその通りにことが運ぶことはほぼない。事業を進めるなかで、必ず予期せぬトラブルや難題が必ず付きまとう。だか…
2021.3.31
多くの企業では、ことの深刻さが財務諸表に表面化した時点では、事業のどこに問題があるのかがわからず、手の打ちようがないという状態に陥る。結局、事業が低迷しているのは、打ち手がマーケットと乖離した結果である。
2021.3.28
あるレベル以上の事業規模に至った会社は、市場における位置取りに成功し、「戦略」的にも成功したと言えます。ところがその後、売上が前年対比で数%前後の実質横ばい状態が続いていたり、売上の微減傾向が長期化し、利益も減益基調で先々には赤字…
2021.3.24
事業が低迷状態にあり、なかなか抜けることができない時は、間違いなく組織で廻すPDCAの機能不全が起きている。多くの場合、押さえるべき数字や事実を示すべき「計器」となる帳票が、今必要な精度の情報を提供できなくなっていることが原因だ。では…
2021.3.21
トップは、企業を発展させる当事者として、必要に応じて細かい舵取りさえも行うのが米国式マネジメント。参謀スタッフは、トップの認識との差異を埋めるための修正や追加の分析を繰り返しながら戦略を仕上げる。こうして出来上がった戦略は、トップ…
2021.3.17
マネジャーの仕事がルールに沿って仕事をこなし、ルールを順守しているかどうかだけを管理し、ルールに沿って人事評価を行うだけならば、すべてのマネジャーをコンピューターに置き換えて無人化してしまったほうがいい。現状のルールの課題や問題点…
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