2020.4.21
コロナで建設現場が悲鳴、国・ゼネコン・施主が工事中止判断を押し付け合い
新型コロナウイルスについて「屋外の風通しの良い所で工事しているんだから、感染の心配はない」なんていう建設業界の楽観論は、工事現場に出入りしていた清水建設の社員が亡くなったことによって打ち砕かれた。「トイレの数も、流す水も足りない。…
記者
まつの・ともみ/13年入社。広告営業を経て16年ダイヤモンド・オンライン編集部。仮想通貨、AIなどを取材・執筆。18年より週刊ダイヤモンド記者。インフラ班の建設業界担当。最近は「家計リストラの新常識」特集に参加。映画好きで週末は早稲田松竹に通う。
2020.4.21
新型コロナウイルスについて「屋外の風通しの良い所で工事しているんだから、感染の心配はない」なんていう建設業界の楽観論は、工事現場に出入りしていた清水建設の社員が亡くなったことによって打ち砕かれた。「トイレの数も、流す水も足りない。…
2020.3.13
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国は公共工事について3月15日までの約2週間、一時中止や工期延期を認めた。受注者からの措置申し出件数は、施工現場を抱える“工事畑”、設計や測量の“業務畑”の間で鮮明な差が生じた。
2020.3.12
準大手ゼネコンの前田建設がグループ傘下で道路業界2位の前田道路に対してTOB(株式公開買い付け)を行っている。これに前田道路は猛反発し、「親子ゲンカ」状態。TOBの期限を3月12日に迎える直前、ラストメッセージとして前田道路の今枝良三社長が…
2020.3.6
リニア中央新幹線を巡る「談合」事件は、大手ゼネコン4社が関わった品川駅と名古屋駅の工事に焦点が当たった。しかし、裁判ではそれ以外の工事にも話題が及び、前田建設工業、安藤ハザマ、熊谷組など他のゼネコンについて続々と証言が飛び出した。
2020.3.5
ゼネコン本社のオープンスペースで情報交換し、証拠となるメモや書類は残したまま──。リニア中央新幹線建設工事で入札予定価格を教え合った大手ゼネコン社員たちの手口は、かつて「談合」を担った“プロ”と比べて素人丸出しだった。
2020.3.4
リニア中央新幹線建設工事を巡る談合事件で無罪を主張する鹿島と大成建設を中心に、ゼネコン4社はリニア工事入札の過程を裁判で暴露した。それは、発注者であるJR東海が入札参加者に対し、値下げに次ぐ値下げを要求するものだった。
2020.3.3
大林組、鹿島、大成建設のゼネコン3社のリニア中央新幹線担当者は、飲食店で酒を酌み交わして親睦を深めながら、工事の発注方式や受注を目指す工事などの情報を交換していた。入札時期が近づくと、彼らの関係は、清水建設も含め入札予定価格を伝達…
2020.3.2
大手ゼネコン4社が罪に問われたリニア中央新幹線工事の談合事件で、互いの受注希望を調整した“星取表”が重要証拠となった。この表の作成を最初にゼネコンへ指示したのは、なんと談合の被害者、JR東海であることが分かった。
2020.3.2
リニア中央新幹線の建設工事を巡る大手ゼネコン4社による入札談合事件で、鹿島と大成建設の独占禁止法違反を問う裁判が大暴露合戦になっている。証言に立ったのは、無罪を主張する鹿島と大成建設、すでに罪を認めた大林組と清水建設、そして発注者…
2020.2.7
博多といえばJR九州。天神といえば西日本鉄道。福岡の大型再開発はこの2社が主役を演じてきた。そんな中、高さ規制を緩和した天神地区の再開発「天神ビッグバン」で地場不動産会社に追い風が吹いた。2強の陰でしこしこと仕込んだ土地が輝きだした。
2020.2.5
東京五輪・パラリンピック開催に合わせた建設ラッシュで潤ったゼネコンの戦いは、ポスト五輪のプロジェクトに移っている。大手がこぞって参戦する東京・虎ノ門、赤坂、六本木エリアの推定工事費は総額約1兆円。ここで最も大きい案件を手にしたのが…
2020.2.4
ゼネコン業界で売上高2位の鹿島と5位の竹中工務店が技術開発で連携する。ロボット施工やIoT(モノのインターネット)化など、建設業が他業界に後れをとるデジタル戦略において、これまで個社ごとに研究していた開発の無駄を省き、開発のスピードを…
2020.2.4
新宿駅は大改造によってすっかり生まれ変わる。主導するのはJR東日本、小田急電鉄、京王電鉄などの鉄道会社だ。特集「不動産・開発 危うい狂乱」(全13回)の#3は、東京都庁を超える超高層駅ビルも建つ新たな新宿の完成予想ビジュアルを描いた。
2020.1.28
準大手ゼネコンである前田建設がグループ傘下で道路舗装業などを手掛ける道路大手の前田道路に対して、前田道路株式の51%取得を上限に公開買い付け(TOB)を始めた。前田道路はこれに反対を表明している。2社の攻防戦の裏に、有利子負債がなくキャ…
2019.12.18
デザイン変更や短い工期といった問題を乗り越えて11月末に完成した新国立競技場。一時、建設費が3462億円に上る試算が出ていたものの、結局予算内に着地した。会場を歩くと費用のかけどころの「メリハリ」具合が感じられる。
2019.12.4
2018年末から中断していたリニア中央新幹線の名城非常口掘削工事が、11月26日に再開した。27年の品川―名古屋間開通に向けて、リニア工事の技術的な難しさに注目されがちだが、保安林解除や残土、用地買収など事業者の交渉や段取りが肝となる課題も…
2019.11.14
大手ゼネコン中間決算は過去最高益が相次いだ。その多くは国内建設事業の好況さにけん引されたもの。「海外事業」「不動産開発」など各社が中期経営計画で掲げる注力分野による業績へのインパクトはまだ限定的だった。
2019.11.1
渋谷駅の新たな目玉として「渋谷スクランブルスクエア」東棟が11月1日に開業する。渋谷駅で鉄道を運行している東急、JR東日本、東京メトロは渋谷で新たな収益源を得ることになるが、渋谷再開発のメリットを享受するのは彼ら事業主体だけではなか…
2019.10.11
トンネル工事の名門として知られる中堅ゼネコンの佐藤工業(東京)は、2002年に会社更生法の適用を申請して経営破綻、同年に上場を廃止した。09年に更生手続きを終えたが、業界が絶頂期にある今、破綻の影響は続いているのか。再上場はあるのか。宮…
2019.10.7
かつてバブル崩壊後の不況で業績が悪化したゼネコンは、建設業の好景気に乗り復活を遂げている。中堅ゼネコンの飛島建設もその中の一社だ。会社の仲間にリストラを宣告した経験を持つ乘京正弘社長が、今取り組んでいる技術開発や海外戦略などを踏ま…
アクセスランキング
「最近なんだか疲れてる…」と感じたとき、真っ先に取るべき2つの栄養素
3メガバンク「採用大学」ランキング2023最新版【全10位・完全版】
「無能すぎる管理職」がよく口にする言葉・ワースト1
「農業高校あるあるは何?」で出てきた、不謹慎にもほどがある回答・ベスト1
「ある女優が伊勢海老を食べているシーンを見て、ひと言」で出てきた気持ち悪すぎるコメント・ワースト1
年初に「投資しそびれた人」は一体どれだけ損をしたのか?
「無能すぎる管理職」がよく口にする言葉・ワースト1
職場の「働かないおじさん」を辞めさせるたった1つの方法
年収が低い会社ランキング2023最新版【平均年齢40代後半・150社完全版】幸楽苑、ワコール、イオン九州は何位?
【小3が算数オリンピックで解いている問題に挑戦!】同じ大きさのボール2個をつつにいれると高さは14cm。3個だと20cm。では1個なら?
住宅ローンは繰り上げ返済するな!「残高たっぷり」の私が断言するワケ
老後「もっと挑戦すればよかった」と後悔する人の共通点
職場の「働かないおじさん」を辞めさせるたった1つの方法
年初に「投資しそびれた人」は一体どれだけ損をしたのか?
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
職場の「働かないおじさん」を辞めさせるたった1つの方法
三菱トライトン「日本販売12年の空白」はナゼ生まれた?「正直な話…」責任者が語ったホンネ
きんでん・大気社が鹿島・大成建設を上回る年収1000万円超え!給料も立場も逆転、ゼネコンとサブコン賃上げの内実
約2800棟の戸建てで「施工不備」発覚!山形のクリエイト礼文、あきれた対応で集団訴訟に発展か
ルネサス・エヌビディア・TSMC、半導体“強者”の決算書に「明確な差」が表れたワケ