2022.7.26
ロシアへの経済制裁は「効果あり」と言い切れる理由、IMFのデータで判明
ロシアのウクライナに侵攻に対して、西側諸国は経済制裁を課している。しかし、経済制裁が効果を上げていないのではないかという議論もある。IMF(国際通貨基金)をはじめとする各種データから、制裁の効果がどれだけあるかを考えてみたい。
名古屋商科大学ビジネススクール教授
はらだ・ゆたか/1950年東京生まれ。名古屋商科大学ビジネススクール教授。1974年東京大学農学部卒。経済企画庁、財務省などを経て、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを歴任。著書に『日本国の原則』(石橋湛山賞受賞)、『デフレと闘う』など。
2022.7.26
ロシアのウクライナに侵攻に対して、西側諸国は経済制裁を課している。しかし、経済制裁が効果を上げていないのではないかという議論もある。IMF(国際通貨基金)をはじめとする各種データから、制裁の効果がどれだけあるかを考えてみたい。
2022.6.7
日本の実質GDPが伸びていないことは、今や誰もが知るところとなっている。なぜこんなことになってしまったのだろうか。さまざま原因が考えられるが、今回は、日本の資本ストックに焦点を当て、データから原因を探ってみたい。
2022.5.16
ロシアのウクライナ侵略に対して、「早く降伏したほうが犠牲者が少なくて済むから、早く降伏したほうが良い」という議論があるようだ。この議論について、過去の事実を基に考察しよう。
2022.4.12
ロシアによるウクライナ侵攻開始から7週間がたとうとしている。プーチン政権は、ロシア国内では情報統制を行い、国民に「うそ」をつき続けているようだ。かつて、旧ソ連圏の東ドイツでも、国民に経済の実態をひた隠しにしていたことが後に明らかに…
2022.3.28
ロシアのウクライナへの非道な攻撃が続いている。ロシアによれば、ウクライナはロシアと一体であり、西側に走るのはけしからんというのだ。なぜウクライナが西を向くのか。旧ソ連圏のデータからその理由を考える。
2022.3.14
格差が世界的に問題になっている。日本においても、岸田政権は「新しい資本主義」によって格差を縮小させるとしている。なぜ格差が拡大しているのか、格差をどのように解決するべきなのかを議論する前に、国際比較から事実を整理する。
2022.1.26
日本の財政状況は危機的といわれており、このままでは、財政は破綻するとされている。国債の償還ができない、ハイパーインフレになる、金利が暴騰する、円が暴落するなどの危機が起きるというのだ。ところが、現在までのところ何も起きていない。何…
2022.1.7
今回は、クラスター対策とPCR検査について分析する。過去の対応でPCR検査が遅れた理由は、感染症学者と厚労省が検査の拡大に反対したことにあるようだ。安倍首相(当時)と政治力を持つ医師会がPCR検査を拡大すべきだと言っていたにもかかわらず、…
2021.12.20
ワクチンの入手と接種について考える。3回目の接種では、「ワクチン敗戦」といわれた経験を生かし、世界に先駆けた接種ができると期待していたが、そうはなっていない。ワクチン敗戦は続いているようだ。
2021.12.14
オミクロン株が日本経済に与える打撃をいかにして回避、あるいは最小化するか、各種データを用いて3回にわたり分析する。第1回は、病院の患者数などのデータから、水際対策と医療体制の拡充の問題について考える。
2021.12.1
一部報道などで、「悪い円安論」がはやっているようだ。しかしこれらは、間違い、あるいは重要な点を見逃している議論である。なぜ間違っているといえるのか、さまざまなデータを基に分析する。
2021.11.22
岸田文雄新政権が、成長だけでなく分配が大事という「新しい資本主義」を打ち出して、分配が話題になるかと思ったら、どうやら成長が話題になっているようだ。1990年以降、他の国の賃金が上がっているのに日本の賃金だけがほとんど上がっていない。…
2021.10.25
ワクチン接種が功を奏して新型コロナ感染者、死者が劇的に減少している。もちろん、ワクチン接種が進んでも感染者が激増した国もあり、今後も再び緊急事態宣言を発出しなければならないかもしれない。そこで、これまでの緊急事態宣言の効果を考えて…
2021.9.10
人事権を武器に政権トップに上り詰めたが、新型コロナウイルス対策に失敗、支持率の低下などで退陣に追い込まれた菅義偉首相。霞が関ににらみを利かせコワモテで鳴らしたが、コロナ対策のカギであるPCR検査の拡大は十分にはできなかった。
2021.8.20
2020年度の国の一般会計決算で、税収は60.8兆円で過去最高となった。本来、名目GDPに比例するはずの税収が、コロナ不況下でGDPが下落する中で増加に転じたのはなぜか、要因を探った。
2021.7.27
東京オリンピック・パラリンピック開催期間中に新型コロナウイルス“第5波”を迎えたともいえる最悪の状況だ。わが国は空前の規模のコロナ対策予算を組んできたが、その割には感染対策がうまくいったとはいえない。各国の予算と感染者数の増減を比…
2021.6.14
政府が世界最大級の規模と胸を張った日本の新型コロナ対策予算。だが結果は、GDPの大幅減少となった。多額の予算を計上したのに経済活動がしぼんでしまったのは不思議だが、予算の中身を見ると、数々の残念な要因が浮かんでくる。
2021.5.25
日本の新型コロナウイルスの感染状況は、欧米と比べて良い結果だと言われてきた。だがアジア・オセアニアの先進民主主義国と比べるとむしろ悪く、ワクチン接種も遅れるありさまだ。「ファクターX」の議論もあったが、もっと根本的な対策をおろそか…
2021.5.19
各国の新型コロナウイルスのワクチン接種状況と新規感染者数の数を見ると、ワクチンの効果は絶大だ。有効性が低いとされる中国製ワクチンを接種しているチリにおいてさえ、感染者数は減少傾向だ。日本の政府と科学者は、なぜ感染者数の抑制に全力を…
2021.4.30
2000年代後半から、失業者が減少しても、生活保護世帯が高止まりし続ける現象が起きている。低年金や無年金で生活が困難な高齢者だけでなく、シングルマザーでも障害者でもない「その他世帯」も増加していることがデータから分かる。08年のリーマン…
アクセスランキング
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
【マンガ】1万人を接客した美容部員が教える「日焼け止め」の塗り方、目からウロコのコツ
ココイチはもはや高級カレー?「トッピング付き1500円超え」でも大繁盛のワケ
上司に「この件ってどう思う?」と聞かれたとき、三流は「即答する」、二流は「少し考えてから答える」。では一流は?
「腹筋を割る」ための最短ルートは?シックスパックづくりに効く体幹トレーニング22選<初級~上級>
【マンガ】1万人を接客した美容部員が教える「日焼け止め」の塗り方、目からウロコのコツ
「タンス預金で相続対策」7月から困難に?新紙幣発行の“意外な落とし穴”とは【見逃し配信・マネー】
「腹筋を割る」ための最短ルートは?シックスパックづくりに効く体幹トレーニング22選<初級~上級>
ココイチはもはや高級カレー?「トッピング付き1500円超え」でも大繁盛のワケ
上司に「この件ってどう思う?」と聞かれたとき、三流は「即答する」、二流は「少し考えてから答える」。では一流は?
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
うわ、この人辞めるわ…「マジで退職5秒前」な部下が出している3つのサイン
【スクープ】創業270年超の名門百貨店が私的整理へ!「お手盛り」再生計画に疑問の声も
【マンガ】1万人を接客した美容部員が教える「日焼け止め」の塗り方、目からウロコのコツ
「タンス預金で相続対策」7月から困難に?新紙幣発行の“意外な落とし穴”とは【見逃し配信・マネー】
ココイチはもはや高級カレー?「トッピング付き1500円超え」でも大繁盛のワケ
【千葉】JA赤字危険度ランキング2024、17農協中8農協が赤字
【スクープ】創業270年超の名門百貨店が私的整理へ!「お手盛り」再生計画に疑問の声も
企業を倒産させた金融機関ランキング【山口】3位西京銀行、1位は?
【群馬】JA赤字危険度ランキング2024、「14農協中10農協が赤字」の減益ラッシュ