リビンマッチ(一括査定サイト)の信頼性を徹底調査!
対応する不動産の種類が多く、地方での査定にも強み

2018年8月14日公開(2019年3月20日更新)
ザイ・オンライン編集部

不動産一括査定サイト「リビンマッチ」は本当に信頼できるサイトなのか? 不動産を売却する際に非常に便利な不動産一括査定サイトだが、その中でも不動産仲介会社が1400社と多めで、幅広い種類の不動産に対応しているのが、「リビンマッチ」だ。運営企業や掲載している不動産会社、対応している不動産の種類などについて調査するとともに、ライバルサイトとの違いも比較してみた。

 不動産一括査定サイトは、売却する予定の不動産情報を入力すれば、複数会社に価格を査定してもらうことができるサイトだ。不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれるパートナーになりうる不動産仲介会社を見つけるのに非常に便利なサービスだ。査定は無料なので、気軽に依頼できる。一気に複数の不動産会社と接点を持てる利便性から人気が高まっており、現在は数十サイトが乱立している。

 今回は、その中でも不動産仲介会社が1400社以上と多めで、幅広い種類の不動産に対応している「リビンマッチ」について、ライバルサイトと比較しながら、徹底解説しよう。

不動産系サービスを幅広く展開

 まず、「リビンマッチ」の運営会社について見ていこう。

 「リビンマッチ」は、2004年に設立されたリビン・テクノロジーズ株式会社が運営している。以前はシースタイルという社名だったが、2018年に社名変更した。

 サービス開始は2006年で、老舗サイトの一つだ。元々はインターネット広告代理店としてスタートしており、現在は不動産会社比較サイト「リビンマッチ」が主力事業となっている。不動産売却のための一括査定だけでなく、賃貸管理、マンション管理などの一括査定も手がけている。東京都中央区に本社があり、大阪、福岡にも営業事務所がある。資本金は3100万円、従業員70人のベンチャー企業だ。「プライバシーマーク認定」も取得しており、安心感がある

リビンマッチの運営会社は?
運営会社 リビン・テクノロジーズ株式会社(非上場)
サービス開始 2006年
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

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一般的なニーズに対応した不動産種類

 次に、対応している「不動産の種類」を見ていこう。入力画面を見ると、以下の不動産に対応していることが分かる。

リビンマッチ」で査定できる不動産の種類
・マンション一室
・一戸建て
・土地
・マンション一棟
・アパート一棟
・ビル一棟
​・ビル一室
・投資マンション(1R・1K)
・区分所有ビル(ビル一室)
・店舗・工場・倉庫

 取引の多い居住用物件だけでなく、アパート一棟などの投資用物件があるほか、ビル一棟や店舗などどちらかといえば法人向けの物件にも対応している。不動産の種類は一般的なニーズに応えられるものがそろっているだろう。

1400社以上の不動産仲介会社と提携

 では、リビンマッチで「一括査定」をすると、どんな不動産仲介会社を紹介してくれるのだろうか。以下がその詳細だ。

リビンマッチが掲載する不動産会社は?
営業エリア 全国
掲載する不動産会社数 1400社以上
掲載する主な不動産会社 センチュリー21グループ、みずほ不動産販売、大京グループ、大成有楽不動産販売グループ、住友林業ホームサービス、近鉄不動産、東京建物不動産販売、長谷工リアルエステート、ポラスグループ・中央住宅、朝日住宅
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

 「リビンマッチ」が対応するエリアは全国。掲載する不動産仲介会社は、約1400社だ。

 1400社というと、ライバル他社と比較して多めだが、具体的な会社名が公開されていないところは残念だ。とはいえ、同社では2017年における利用者数を440万人以上と発表しており、これは類似サービスではトップクラスだ。

大都市から地方まで幅広いエリアで査定したい人向け

 ここで、「リビンマッチ」の「メリット」「デメリット」「どんな人に向いているサイトか」について、確認しておこう。

掲載する不動産仲介会社は1400社。投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫など幅広い種類の不動産にも対応しているだけでなく、地方の不動産仲介会社ネットワークも充実しており、あらゆるエリア、あらゆる物件を査定しようとした時でも対応できるのがメリットだろう。

 ただし、運営会社はベンチャー企業で上場はしていない点が気になる人もいるだろうが、サービス開始は2006年と、10年以上のサービス歴を持っている。不動産に関する様々なサービスを幅広く手掛けており、知名度は徐々に上がってきている。

リビンマッチのメリット、デメリットは? どんな人向けか?
メリット 掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある
デメリット 運営会社が広告代理店で上場していない
どんな人に向いているか 大都市だけでなく、地方の不動産も含めて幅広いエリアで査定したいと考えている人向け
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

必須入力項目が比較的多め

 では、「リビンマッチ」のサイトは、どうやって利用し、どんな入力項目が必要なのか、実際のサイト画面を見ながら説明しよう。入力項目はやや多めで、携帯電話番号やメールアドレスは必須、リフォームや注文住宅への興味も回答する必要がある。

 まずはトップ画面は次のようになっている。

リビンマッチのトップ画面リビンマッチのトップ画面

 「リビンマッチ」のトップ画面に書いてあるように、査定は「無料」だ。不動産仲介会社から紹介料を貰うことで経営しており、査定をする売り主候補の人からは料金を貰わないというビジネスモデルとなっている。

 この画面で、「物件種別」「都道府県」「市町村」を指定し、[無料査定スタート]ボタンを押すと、以下の画像のように査定してほしい物件の情報入力画面に移動する。以下はスマホの画面だ。

リビンマッチ査定02リビンマッチの物件情報の入力画面(スマホ版)

 この画面で、査定物件の「所在地」の情報を入れる。[次へ]ボタンを押すと、続いて「専有面積」「間取り」「建築年」などの情報を入れる。ページの最後にある[あと少しです]ボタンを押すと、以下の画像のように依頼者情報や査定理由の入力画面になる。

リビンマッチ査定03リビンマッチの依頼者情報と査定理由の入力画面(スマホ版)

 必要事項を入力して、[次で最後です]ボタンを押すと、「売却希望時期」、「物件所有者」、「査定企業への要望」、そして候補となる不動産仲介会社が表示される。

リビンマッチ査定03リビンマッチでは、売却査定の他に、賃料査定や買取査定の依頼候補も提示される

 今回、候補として提示された不動産仲介会社は、売却査定が6社、賃料査定は4社、買取査定は4社の合計14社となった。いずれも社名のみで、どのような会社であるかの情報はない。ただし、対象となる不動産のエリアを得意とする不動産会社を中心に紹介してくれるので、自分で不動産会社を探すよりも大変効率的だ。

 サイトでは「最大6社に査定依頼」と載っているが、これは売却査定候補の不動産会社数のようだ。また、他社では「60秒」が多い中で、「45秒の入力で」と謳われているが、必須項目の内容や数を考えると、内容を確認しながら45秒で済ませるのは難しいというのが正直な感想だ。

多数の不動産会社に査定依頼するのが、売却成功のカギ

 不動産の価格は、一般の売り主にとっては情報が少なく、分かりにくい。それだけに、多数の不動産仲介会社から査定してもらい、話を聞くことが売却を成功させるカギになる。

 もし、リビンマッチの紹介してくれる不動産仲介会社が少なかったり、気になる会社が少なかったら、他の一括査定サイトを併用してもいいだろう。

 また、査定金額だけを見て、一喜一憂してはいけない。最近は売却の契約を取りたいがために、相場よりもかなり高めの査定価格を出す不動産会社もゼロではない。ある程度、候補となる不動産仲介会社を絞り込んだら、実際に訪問査定をしてもらって、「価格に根拠があるか」、「不動産の知識を持っているか」、「営業マンが誠実かどうか」などをチェックしたほうがいいだろう。いい不動産会社に出会うためにも、多くの不動産会社に査定してもらうことをお勧めする。

◆リビンマッチ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫
掲載する不動産会社数 1400社 不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2006年
運営会社 リビン・テクノロジーズ
紹介会社数 最大6社(売却6社、賃貸、買取)
【ポイント】強みは、掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある点。弱点は、運営会社が広告代理店で上場していないこと。
不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の公式サイトはこちら

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