不動産一括査定サイトおすすめ比較[2018年]
2018年8月17日公開(2018年8月17日更新)
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ザイ・オンライン編集部

イエウール(一括査定サイト)の信頼性は?
掲載不動産会社、運営会社、対応する不動産の種類、強み、弱みなどを徹底調査!

不動産一括査定サイト「イエウール」は本当に信頼できるサイトなのか? 不動産一括査定サイトの中でも2014年スタートという比較的新しいサイトながら、掲載する不動産会社数が1400社以上あるのが、「イエウール」だ。運営企業や掲載している不動産会社、対応している不動産の種類などについて調査するとともに、ライバルサイトとの違いも比較してみた。

 不動産一括査定サイトは、複数の不動産会社に対してまとめて価格査定を依頼できるというサイトだ。不動産の相場が分かるだけでなく、きちんと売却してくれる不動産仲介会社を見つけるのに非常に便利なサービスだ。査定は無料なので、気軽に依頼できる。利便性から人気が高まっており、現在は数十サイトが乱立している。

 今回は、その中でも2014年スタートの比較的新しいサイトながら、掲載する不動産会社数が1400社以上の「イエウール」について、ライバルサイトと比較しながら、徹底解説しよう。

不動産一括査定サイト「イエウール」不動産一括査定サイト「イエウール

ウェブ系ベンチャーが運営

 まず、「イエウール」の運営会社について見ていこう。

 「イエウール」は、ウェブコンサルティング事業とウェブメディア事業を両輪とする株式会社Speeeが運営している。東京都港区に本社があり、資本金は1902万円というベンチャー企業だ。不動産関連では、外装リフォームの紹介サイト「ヌリカエ」も運営している。ウェブ技術を得意としており、ネイティブ広告配信プラットフォームなども手掛けている。

イエウールの運営会社は?
運営会社 株式会社Speee(非上場)
サービス開始 2014年

【関連記事はこちら!】
>> 不動産一括査定サイトを主要7社で比較! 「不動産の種類」「掲載不動産会社」「メリット・デメリット」「掲載社数」で評価しよう

投資物件や「農地」にも対応

 次に、対応している「不動産の種類」を見ていこう。入力画面を見ると、以下の不動産に対応していることが分かる。

「イエウール」で査定できる不動産の種類
・マンション一室
・一戸建て
・土地
・ビル一室
・マンション一棟
・アパート一棟
・ビル一棟
​・区分マンション(収益)
・区分所有ビル(ビル一室)
・店舗、工場、倉庫
・農地
・その他

 取引の多い居住用物件だけでなく、アパート一棟などの投資用物件があるほか、ビル一棟や店舗などどちらかといえば法人向けの物件にも対応している。他社では対応しているところが少ない「農地」も査定対象になっており、不動産の種類はかなり多い方だといえるだろう。

大手不動産仲介会社をカバー

 では、「一括査定」をすると、どんな不動産仲介会社を紹介してくれるのだろうか。以下がその詳細だ。

イエウールが掲載する不動産会社は?
営業エリア 全国
掲載する不動産会社数 1,400社以上(支店含む)
掲載する主な不動産会社 センチュリー21グループ、三井住友トラスト不動産、みずほ不動産販売、大京グループ、大成有楽不動産販売グループ、住友林業ホームサービス、スターツグループ、日本住宅流通、長谷工リアルエステート、ポラスグループ・中央住宅、ナイス、朝日住宅、京王不動産、京急不動産
不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら

 「イエウール」が対応するエリアは全国。掲載する不動産仲介会社は、「1400社以上」と掲載されている。実際、サイト内の「査定企業一覧」を見ると、本社・支店の合計で、1477の会社または店舗が掲載されていた(2018年8月7日時点)。

 数字だけしか載せていない一括査定サイトも少なくない中で、査定企業をしっかりと公開しており、数字に嘘はなかったという点は評価したい。実際、一括査定サイトの関係者に話を聞くと、「サイトによって提携している企業の定義はまちまち。過去に提携していた不動産会社を入れた『延べ社数』だったり、事実上稼働していない不動産会社までカウントしているサイトもある」としており、数字を鵜呑みにできないのだ。

 また、大手の不動産仲介会社が比較的多いところも「イエウール」の特徴で、大手27社のうち、14社をカバーしている。これは7大サイトの中では最多で、「三井住友トラスト不動産」「みずほ不動産販売」などの大手の他、「京急不動産」を掲載しているのは「イエウール」だけだ。大手を中心に価格査定を依頼したいという人にも対応している。

多数の不動産仲介会社に査定して欲しい人向け

 ここで、「イエウール」の「メリット」「デメリット」「どんな人に向いているサイトか」について、確認しておこう。

 「イエウール」は、掲載する不動産会社数が1400社と多いのが特徴。掲載している不動産会社の一覧も公開していることからも、誠実な企業の姿勢がうかがえる。不動産会社のアピールポイントなども見られる。入力フォームもユーザーフレンドリーで、誰もがストレスなく情報を入力できるので、「パソコンやスマホの操作が苦手」という人には向いている。

 ただし、サービス開始が2014年と、運用開始から間もないのがデメリットだろう。

イエウールのメリット、デメリットは? どんな人向けか?
メリット 掲載する不動産会社数が多く、掲載企業の一覧も公開しており、各社のアピールポイントなども見られる
デメリット サービスを開始してまだ日が浅い
どんな人に向いているか 多数の不動産仲介会社に査定して欲しい人向け
不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら

チャット風の画面で入力しやすい

 では、「イエウール」のサイトは、どうやって利用し、どんな入力項目が必要なのか、実際のサイト画面を見ながら説明しよう。「分譲マンション」の場合、入力項目は大きく分けて10項目なので、それほど多くはない。

 まずトップ画面は次のようになっている。これはスマホ画面だが、パソコンからアクセスしてもほぼ同じ内容だ。

イエウールのトップ画面(スマホ版)イエウールのトップ画面(スマホ版)

 「イエウール」のトップ画面に書いてあるように、査定は「無料」だ。不動産仲介会社から紹介料を貰うことで経営しており、査定をする売り主候補の人からは料金を貰わないというビジネスモデルとなっている。

 特徴は、なんといってもチャットアプリを模したユーザーインターフェイスだろう。まるでチャットのメッセージで会話をするように、質問が投げかけられ、それに答えていくと査定に必要な情報がまとまるようになっている。

 [分譲マンション]ボタンを押すと、次の画面が表示される。

イエウールの物件情報と依頼者情報の入力画面(スマホ)イエウールの物件情報と依頼者情報の入力画面(スマホ)

 この画面で、査定物件の情報として「所在地」「築年数」「専有面積」「間取り」「所有者」「査定の理由」「査定方法」を入力する。入力項目は多くはなく、内容もごく一般的なものだ。

 ここで気になるのは、最後の項目にある「訪問査定」と「机上査定」のどちらがいいかだろう。

 「机上査定」は、実際の物件を見ずに、築年数や床面積、周辺の類似物件の売り出し事例や成約事例などから査定価格を算出する方法。簡易な査定のため、30分から1時間程度、かかっても数日以内に査定価格が判明する。「売却を考え始めたばかりで、とりあえずどれくらいで売れるものか知りたい人」にとって適した査定だ

 一方で、「訪問査定」は、実際に査定者が物件を訪れ、室内の状況や日当たりなどを確認し、より正確な査定価格を算出する。現地での物件確認に数10分かかるほか、土地などの場合は役所や法務局で法規制やインフラ状況を確認したりするため、査定結果が出るまでに数日かかることもある。不動産会社の候補を2~3社に絞り込んでから利用するのに適しているだろう。

 それぞれ入力して[無料査定スタート]ボタンを押すと、査定依頼候補となる不動産仲介会社が表示される。

イエウールで提示された査定依頼候補イエウールで提示された査定依頼候補

 査定依頼候補会社の情報などはなく、社名が並ぶだけなので少々味気ない。プライバシーポリシーに同意したら、再度[無料査定スタート]ボタンを押す。

 「イエウール」の場合、最大で6社の不動産会社を紹介してくれる。対象となる不動産のエリアを得意とする不動産会社を中心に紹介してくれるので、自分で不動産会社を探すよりも大変効率的だ。複数の不動産会社に査定を依頼することで、不動産の相場も分かるので、なるべく多くの会社に査定を依頼するといいだろう。

多数の不動産会社に査定依頼するのが、売却成功のカギ

 不動産の価格は、一般の売り主にとっては情報が少なく、分かりにくい。それだけに、多数の不動産仲介会社の査定をもらい、話を聞くことが売却を成功させるカギになる。

 もし、「イエウール」の紹介してくれる不動産仲介会社が少なかったり、気になる会社が少なかったら、他の一括査定サイトを併用してもいい

 また、査定金額だけを見て、一喜一憂してはいけない。最近は売却の契約を取りたいがために、相場よりもかなり高めの査定価格を出す不動産会社もゼロではない。ある程度、候補となる不動産仲介会社を絞り込んだら、実際に訪問査定をしてもらって、「価格に根拠があるか」、「不動産の知識を持っているか」、「営業マンが誠実かどうか」などをチェックしたほうがいいだろう。また、いい不動産会社に出会うためにも、多くの不動産会社に査定してもらうことをお勧めする。

◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1400社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら

【関連記事はこちら】
>> 不動産一括査定サイトで上手に不動産は売れるか? メリット・デメリットと、売却への7ステップを紹介
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<不動産売却の基礎編>
相場を知るために、まずは「一括査定」を活用!

 不動産の売却に先駆けて、まずは相場を知っておきたいという人は多いが、それには多数の不動産会社に査定をしてもらうのがいい。

 そのために便利なのが「不動産一括査定サイト」だ。一括査定サイトで売却する予定の不動産情報と個人情報を入力すれば、最大6社程度から査定してもらうことができる。不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれるパートナーである不動産会社を見つけられる可能性が高まるだろう。

 ただし、査定価格が高いからという理由だけでその不動産会社を信用しないほうがいい。契約を取りたいがために、無理な高値を提示する不動産会社が増加している。

 「大手に頼んでおけば安心」という人も多いが、不動産業界は大手企業であっても、売り手を無視した手数料稼ぎ(これを囲い込みという)に走りがちな企業がある。

 なので、一括査定で複数の不動産会社と接触したら、査定価格ばかりを見るのではなく、「売り手の話を聞いてくれて誠実な対応をしているか」、「価格の根拠をきちんと話せるか」、「売却に向けたシナリオを話せるか」といったポイントをチェックするのがいいだろう。

 以下が主な「不動産一括査定サイト」なので上手に活用しよう。

■相場を知るのに、おすすめの「不動産一括査定サイト」はこちら!
◆HOME4U(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
掲載する不動産会社数 900社 不動産一括査定サイト「HOME4U」の公式サイトはこちら
サービス開始 2001年
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、日本初の一括査定サービスであり、運営会社はNTTデータグループで安心感がある点。弱点は、提携会社数がやや少なめであること。
HOME4U公式サイトはこちら
◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1400社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール公式サイトはこちら
◆LIFULL HOME'S(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、倉庫・工場、投資用物件
掲載する不動産会社数 1692社(2018年8月)
サービス開始 2008年
運営会社 LIFULL(東証一部)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】強みは、匿名査定も可能で安心であるほか、日本最大級の不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」が運営している点弱点は大手の不動産仲介会社が多くはないこと。
LIFULL HOME'S公式サイトはこちら
◆スマイスター(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫
掲載する不動産会社数 1400社 不動産一括査定サイト「スマイスター」の公式サイトはこちら
サービス開始 2006年
運営会社 リビン・テクノロジーズ
紹介会社数 最大6社(売却6社、賃貸、買取)
【ポイント】強みは、掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある点。弱点は、運営会社が広告代理店で上場していないこと。
スマイスター公式サイトはこちら
◆イエイ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1000社 不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2007年
運営会社 セカイエ
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、サービス開始から10年以上という実績があるほか、対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある。弱点は、経営母体の規模が小さいこと。
イエイ公式サイトはこちら
◆マンションナビ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション
掲載する不動産会社数 900社超、2500店舗 不動産一括査定サイト「マンションナビ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2011年
運営会社 マンションリサーチ
紹介会社数 最大9社(売却・買取6社、賃貸3社)
【ポイント】 強みは、マンションに特化しており、マンション売却査定は6社まで、賃貸に出す場合の査定3社まで対応している点。弱点は、比較的サービス開始から日が浅く、取扱い物件がマンションしかない点。
マンションナビ公式サイトはこちら
Special topics pr


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