不動産一括査定サイトおすすめ比較[2018年]
2018年10月15日公開(2018年10月15日更新)
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ザイ・オンライン編集部

不動産一括査定サイト「イエウール」で、
記者が実際に査定を依頼してみた結果は?
不動産会社の対応や査定書を公開!

不動産一括査定サイトの「イエウール」で査定を依頼すると、いい加減な価格査定をされたり、不動産会社からしつこく営業を受けたりするのではないかと、不安を感じている人も多いはず。そこで、本編集部記者が実際にイエウールを使って、自分の住んでいるマンションを査定してもらうという覆面取材を行った。イエウールの対応だけでなく、紹介してくれた不動産会社の対応、査定の内容などもレポートする。

イエウールは、ベンチャー企業が運営

 「イエウール」は、株式会社Speeeが運営している、不動産一括査定サイトだ。株式会社Speeeはいわゆるベンチャー企業で、不動産一括査定サイトだけでなく、外装リフォームの紹介サイト「ヌリカエ」も運営している。また、ウェブコンサルティング事業も得意で、ネイティブ広告配信プラットフォームなども手掛けており、ネット業界では比較的知名度がある企業だ。

 不動産一括査定サイトの「イエウール」は、2014年にスタート。売却する予定の不動産情報を入力すれば、最大6社に査定を依頼することができる。不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれる不動産仲介会社を見つけるのに非常に便利なサービスだ。査定は無料なので、気軽に依頼できる。

まずはイエウールのサイトで情報を入力

 「イエウール」の特徴は、スマホ画面のチャットアプリを使った感じのインターフェイスデザインだ。以下の画像のように、案内人とチャットしている感覚で、画面に情報を入力する(次の画面)。

不動産一括査定サイトのイエウール不動産一括査定サイトのイエウール

 入力画面では、まず物件所在地を入力する(都道府県、市区町村、町名、字/丁目)。次に査定希望の物件の詳細(住所、広さ、間取り、築年数、査定物件との関係、番地、マンション名、号室、現在在住か否か、専有面積、間取り、築年数、物件の状況、依頼理由)の質問が並ぶ。

 最後に、個人情報(名前、年齢、メールアドレス、電話番号)を入力する。電話は携帯でも固定電話のどちらでもいい。なお、最後の査定方法については、「訪問査定」と「机上査定」が選べる。

 ここまで入力すると、査定を依頼できる不動産会社の一覧が表示される。今回は次の画面のように、4社が候補として表示された。

物件情報の入力画面(イエウール)物件情報の入力画面(イエウール)

 この中から、大手不動産会社2社、地域密着型の不動産会社1社の合計3社へ査定を依頼した。

 一括査定の依頼申込みから9日後、イエウールの運営事務局からアンケートのメールが届いた。アンケート内容は、査定依頼した不動産会社の査定金額に関するものだ。満足度を5段階評価で判断するというもので、依頼者のフォロー体制のためではなく、紹介している不動産会社を評価するためのもののようだ。

【関連記事はこちら】
>> イエウール(一括査定サイト)の信頼性は? 掲載不動産会社、運営会社、対応する不動産の種類、強み、弱みなどを徹底調査!

査定する物件は23区内の分譲マンション

 今回の査定にあたっての査定物件は、都内の築20年の分譲マンションとした。最寄り駅から徒歩6分、3LDKで専有面積は約20坪だ。

 査定を依頼したのは3社で、地域密着の不動産会社と大手不動産会社を選択した。なお、不動産会社とのやりとりはメールで行った。電話をかけてくる会社もあったが、査定には問題ないとの判断だ。

 3社の査定価格は以下のようになった。

イエウール紹介の不動産会社3社の査定価格は?
A社 B社 C社
4,350万円 3,800万円 4,700万円

 査定価格は、C社の4700万円が最も高く、最低価格に比べて約900万円も高かった。この査定価格だけで比べると、C社に売却を依頼するのがいいように見えるかもしれない。

 しかし、査定価格はあくまで査定であり、実際にこの値段で売れるとは限らない。売却に向けた契約を取りたいがために、実際には売れないような高い価格を提示する不動産会社もある。査定価格の高さだけで不動産仲介会社を選ぶと、失敗することもあるので注意したい。

 では、どうやって不動産の相場を知り、最適な不動産会社を見つければいいのだろうか。それには、3社の「査定の内容」や「対応」を比べることが重要だ。

 複数社の査定価格を並べてみて、各社の説明を見たり、聞いているうちに、自ずと相場が見えてくる。また、各不動産会社の考え方や誠実さも見えてくるので、不動産会社選びの参考にもなるだろう。

 それでは、3社の査定内容や対応を細かく比較・分析していこう。

◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1400社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール公式サイトはこちら

【関連記事はこちら】
>> 不動産一括査定サイトを主要7社で比較! 「不動産の種類」「掲載不動産会社」「メリット・デメリット」「掲載社数」で評価しよう

A社は、まずは面談依頼のメールを送付

 イエウールに一括査定を申し込んで、ほどなく返信して来たのが地域密着型のA社になる。メールを送信する前に電話連絡をしていたようで、「タイミングの悪い連絡だった」と謝罪しており、誠実な対応と感じた。以下がそのメールの抜粋だ。

この度はイエウールより不動産査定のご依頼を頂き、誠にありがとうございます。

○○様ご所有不動産の査定及びご売却のプランニングを担当させて頂きます

A社 ○○○○と申します。

先程はタイミングの悪いご連絡となり、申し訳ございませんでした。

非常に得意としているエリアでございます。

 「A社の○○に相談して良かった、得したな~、付き合ってよかった」と思って頂ける様、精いっぱい努めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

また改めてご連絡させて頂ければと思っております。

ご連絡のタイミングが合わず、お話が出来なかった場合はご都合の良い時間帯などを

ご教示いただけますと、その時間帯にご連絡を改めさせていただきますので

お気軽にお申し付け下さいませ。

○○様の立場に立ってお話をさせて頂きながら、契約内容や補償問題

値段交渉等全てが○○様に取って良い条件となる様、精一杯ご提案させていただきます。

一生懸命頑張りますので何卒、宜しくお願い致します。

 メールの文面からは面談を前提とし、契約や値段交渉の提案をするとの内容になっており、肝心の査定の話には触れていない。査定依頼と聞いて、すぐに専任媒介にするべく面談を申し込むという、多くの不動産営業にありがちなパターンだろう

 そこで、改めて査定書の依頼をお願いするメールを送ったところ、夜には査定書が添付されたメールを送ってくれた。次がメールの一部だ。

【ご所有不動産 机上査定書のご送付】

 

本日はご多忙の中、メールにてご対応頂き、誠にありがとうございました。

早速ですが、ご所有不動産の査定書をご送付させて頂きます。

 査定内容

========================

物件種別:マンション

物件所在地:東京都○○○○1-1-1

専有面積:○○m²

交通:○○○線『○○○○』徒歩約○分

========================

【○○様邸 販売価格について】

≪販売オススメ価格≫お問い合わせを頂けると予想される金額

4,350万円~4,780万円(単価:67万円~74万円)

≪チャレンジ価格≫時間が掛かってもより高く売りたい場合の価格

5,220万円~(単価:80万円~)

A社の査定書A社の査定書

 添付された査定書は、上限価格、売出価格、成約予想価格(査定価格)、下限価格の4種類の金額を並べてあるが、その算定根拠については詳しい説明がない。取引事例、市場動向を考慮すれば、4780万円での価格で販売をすすめるとあるだけだ。

 そこで、取引事例など、査定金額の根拠となる資料を欲しいと返信した。すると成約事例として、同じマンションではあるが7年前の成約事例(売却事例)の販売チラシを送って来たのである。7年前の事例では、現在の相場とはかなりかけ離れているし、どうやって補正しているかの説明もない。査定価格は、相場から大きく外れてはいないだろう。地場の事業者だけにその辺りの勘所は悪くないのだろうが、どう考えても査定方法の信頼度が低い

 その後も何度も面談を要望するメールが届いており、「粘る」ことが営業だと思っている印象が拭えなかった

B社は、外部の査定会社を使うが、かなり低い査定価格

 鉄道系の不動産会社のB社は、査定依頼から1時間もかからずに返信が来た。A社と同じでメール送信の前に電話をしてきた形跡があった。以下がそのメールだ。

この度はイエウールから机上査定のご依頼を賜りまして、誠にありがとうございます。

B社の○○○と申します。

先程は、お忙しい中お電話してしまい申し訳ございませんでした。

取り急ぎ、査定依頼を頂いたお礼を申し上げたく

お電話をさせて頂きました。

まずは、簡単なご報告になりますと、同年代のマンションですと

エリア的に坪200万前後での売却が想定されている地域となっております。

もちろん、室内の状況やお部屋の向き、階数で価格が変わります。

お忙しい中、恐縮ではございますが、ご連絡を心よりお待ち申しております。

引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 午後には、査定書が厚くなるため、翌日送付するとのメールが入った。面談を求めずに査定に入るという返事は、相場を知りたい場合には手間がかからずありがたい

 翌日、ポストに投函されていた「査定報告書」のファイルはおよそ40ページもある。建物の外観写真なども掲載されていることから、訪問して物件の現状を確認したと思われる。以下がその査定結果だ。

B社の査定書B社の査定書

 査定価格は3800万円、売出開始価格は4180万円と、他社よりもかなり低めの金額だった。最初のメールでは、「坪(=3.3m²)あたり200万円ほどのエリア」だとしていたにもかかわらず、坪183.39万円という査定価格となった。査定依頼の翌日に、1冊のファイルに仕上げて直接届ける熱意は感じるが、その査定額には疑問も感じた

 しかし、なぜ他社に比べてこれだけ低い査定価格になったのだろうか。このあと取り上げるC社に比べると900万円も低い。その理由は、査定のベースとなった3つの価格が低かったからだ。

 査定方法は、あまり見たことがないものだった。査定のベースとなったのは、「近隣成約事例」「近隣売却活動中事例(未成約)」「東京カンテイ」の3つだ。

 まず、「近隣成約事例」は、実際に売買された5事例を取り上げているが、全て査定するマンションよりも、駅から遠かったり、築年数が古かったりするなど、若干スペックが落ちる事例だった。その結果、坪(=3.3m²)当たりの平均成約単価は194万円だった。この価格を参考にするのであれば、査定対象マンションの価格はもう少し高くなると見るのが妥当だろうが、そうした見解は査定書には見当たらない。

 「近隣売却活動中事例(未成約)」についてはどうか。売却活動中の事例3件については、査定対象マンションよりもスペックが高いマンションも見受けられたためか、平均坪単価は232万円と高めに出た。しかし、築年数が10年以上違う事例も混じっており、あまり参考にならない。バラバラのスペックのマンションの平均価格を出すこと自体の意味もよくわからない。

 そして、「東京カンテイ」による査定価格は坪177万円となった(下記画像を参照)。査定価格が非常に低くなったのは、この東京カンテイの査定価格が低かったのが原因だ。

B社の査定書(東京カンテイによる計算結果)B社の査定書(東京カンテイによる計算結果)

 注釈として「客観的に算出された数字です」ともっともらしい説明書きがある。また、精査してみると、東京カンテイの査定方法は、最もスタンダードな手法である「中古マンション価格査定マニュアル」に近い内容のようで問題は感じられない。

 ただし、よく見るとおかしな点がいくつか浮かんできた。

 比較事例のなかには、駅からの距離が徒歩16分(査定している物件は徒歩10分以下)という、スペックがまったく違う物件も入っており、事例選びが適切とはいえない。もっと近隣に適切な事例があるはずなのに、不思議だ。東京カンテイのシステムは、比較事例を不動産会社が選べるようになっており、意図的に査定価格が低くなるような比較事例を選んだのではと疑いたくなる

 また、比較に使った事例がすべて「売り出し事例」であるため、「売補正率」を行っている。実際の売却価格は、売り出し事例よりも低くなることが多いからだ。売補正率としては0.9を乗じているが、通常は0.94程度にとどめることが多いため、今回の査定価格はその分、低めに出たようだ

 こうした問題が積み重なり、他社よりも大幅に安い査定価格になったようだ。

 B社の価格査定は、一見、様々な数字を駆使して、客観的に計算しているように見えるが、実のところかなりいい加減なものだった

 説得材料はいろいろと羅列しているが、それぞれの説得力があまりないという印象だった。また3つの査定価格から最終的な査定価格を求めているが、担当者の主観ではじき出している印象が拭えず、信頼感はあまり感じられなかった

C社は、実質ペラ1枚のみで根拠が薄い

 C社は、デベロッパーとしても最大手の不動産会社になる。査定依頼の申し込み後、一番早く返信が届いた。おそらく査定依頼申し込みと連動して、担当店舗をしらせるメールを送付しているのだろう。担当者名がないことから、担当店のみ伝え、待ち時間の短さを印象づけたいようだ。最初に届いたメールが下記になる。

C社 担当店舗のお知らせ

この度は、お問い合わせいただきまして、ありがとうございます。

○○様のご所有不動産の査定につきましては、

 「○○店」が担当させていただきます。

ご連絡まで今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

 このメールから約1時間後、担当者が決まったというメールが届く。

初めてご連絡さしあげます。

C社○○店の○○○○と申します。

ご所有不動産をエリア担当である◇◇◇と一緒に

担当させていただいておりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

この度は『イエウール』経由で、「売却査定」のお問合せをいただきまして

誠にありがとうございます。

取引事例や売出事例については、後程お知らせいたします。

※実際に売出する際の価格は、○○様とご相談のうえ設定させていただきます。

――――――――――――――――

■売却査定依頼物件

――――――――――――――――

名称 :□□□□□□マンション

部屋番号 :000号室

専有面積 :0000平米

――――――――――――――――

■【販売ご提案価格】

―――――――――――――――――

  4,990 万円 ~  5,490 万円

※一般的な市場価格を考慮した価格帯です。

▼C社では、訪問査定を無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

…………………………………………………………………………

〓〓 【 】内に訪問査定希望日時を入力してご返送ください〓〓

…………………………………………………………………………

■第一希望日時 【          】

■第二希望日時 【          】

■第三希望日時 【          】

…………………………………………………………………………

 メール文面にさらっと査定金額を入れて、詳細は訪問査定でするというスタンスの内容だ。気になるのは、4990万円~5490万円の金額差である。500万円の幅についての説明、根拠を求めるメールを返信した。すると下記のような返信が来た。

大変お世話になっております。

C社の○○でございます。

ご多忙の中ご返信をいただき、誠にありがとうございます。

ご提案さえていただきました、「4,990万円~5,490万円」の

金額の幅に関しまして、【根拠】となりますご説明資料をご自宅へ

お送りさせていただきます。

過去の取引事例や現在の売出事例等、他社様と同様に

【取引事例法】を用いた算出金額をご報告させていただいております。

※室内状況により、金額が異なるため幅のある額をご報告させていただいております。

他社様との判断材料として、ご説明資料をご確認いただければ幸いです。

明日中にはお手元に届きますよう、手配させていただく所存です。

お待たせする形となりまして、大変申し訳ございません。

今後とも、宜しくお願い申し上げます。

 こうして届けられた査定書は、自社特製クリアファイル1冊分にも及ぶ。中身は、書類送付の案内、会社案内、簡易査定報告書、査定額算出までの流れ、販売方法の手引き、不動産市況資料、インスペクション(建物状況調査)ガイドブック、自社サービス関連パンフレット集など多岐にわたる。届いたファイルは厚みもあって整理されていたが、そのほとんどは印刷物だった。

 結局、私の物件に合わせてきちんと作成したのは「簡易査定報告書」1枚だけだった。後は、「査定の流れ」や「不動産市況」、自社サービスのパンフレットなど、一般的な内容だった。

 肝心な査定金額だが、市場価格とし4700万円として提示している。メールにもあるように「取引事例法」を用いて算出という説明だ。

C社の査定書C社の査定書

 査定金額の根拠は、「中古マンション査定マニュアル」に準じているように思えるものの、特にそのことにも触れていない。近隣事例として3件の取引を使い、これらのスペックを加味した上で、査定価格をはじき出したようだ。

 査定額は、低くなりがちな早期売却価格でも4500万円になっており、売主としては好印象だが、果たして実際にその金額で売れるのかは疑問が残る。専任媒介を結びたいために査定金額を高めに見せかけているケースもあるからだ。

 これ以上詳細な説明を求めるなら、担当者と面談して聞き出すしかなく、これ以上の情報収集をあきらめた。

高い査定価格を出した会社がいいとは限らない

 最後にもう一度、イエウールによる一括査定を依頼した3社の査定金額を見てみよう。

イエウール紹介の不動産会社3社の査定価格は?
A社 B社 C社
4,350万円 3,800万円 4,700万円

 A社は、比較する事例が1事例しか提示してもらえず、ちょっと不安だ。

 B社は、査定価格が低すぎるだけでなく、査定事例の選び方に信頼性が乏しいので対象外だろう。

 C社にしても、価格査定マニュアルに準拠した方法で査定しているようだが、メールでのやり取りだけではこれ以上はわからない。

 では、実際の不動産会社選びや、売り出し価格の設定はどうすればいいのだろうか。

【関連記事はこちら】
>> 家の査定価格は、なぜ不動産会社によって違う? 成約事例の選び方から、営業マンの能力を見抜こう

査定書や面談で信頼できる担当者か判断しよう

 査定価格は試算する人のやり方、考え方次第で、かなり左右できるもので、数百万円の差が出るのはよくあることだ。そして、結論から言えば、査定金額の高さだけで選ぶべきではない。

 売り手からすると、喜ばしいのは高く売ってくれる不動産会社だ。そのために担当者がどれだけ必死に買い手を探してくれるかにかかっている。そういう意味では、信頼できる担当者なのかがカギになる。

 それを判断する材料の一つとして、査定書は重要だ。査定書の作成の仕方ひとつとっても、どの程度わかりやすく作っているのか、理解してもらいやすく工夫しているかをチェックできる。メールのやり取り、タイミング、文面の内容から不動産会社や担当者の特徴、人柄も伝わってくる。

 さらに、最後は実際にあってみることも大切だ。「査定価格の根拠は?」「どんな売買事例があるの?」「売却に向けてのスケジュールをどう立てればいい?」など質問して、細かく相談にのってくれるのかも確認するといいだろう。営業担当者との相性も重要だ。何人か話を聞いているうちに、信頼できる不動産会社をきっと見分けられるようになるだろう。

 なお、一括査定サイトには、それぞれ数百社から一千社超の不動産会社が登録しており、対応が悪い不動産会社も一部時混じっている可能性がある。そのため、しっかりと査定したいのであれば、なるべく多くの不動産会社から査定を受けた方がいいだろう。

 その点、イエウールは国内主要大手から地元密着の有力不動産会社まで、1400社を超える登録会社から最大6社までを選択し、入力もスムーズであり、簡単に査定依頼ができる。査定に関しては無料なので、相場をつかむためにもぜひ査定を検討してみよう。

◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1400社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール公式サイトはこちら

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<不動産売却の基礎編>
相場を知るために、まずは「一括査定」を活用!

 不動産の売却に先駆けて、まずは相場を知っておきたいという人は多いが、それには多数の不動産会社に査定をしてもらうのがいい。

 そのために便利なのが「不動産一括査定サイト」だ。一括査定サイトで売却する予定の不動産情報と個人情報を入力すれば、最大6社程度から査定してもらうことができる。不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれるパートナーである不動産会社を見つけられる可能性が高まるだろう。

 ただし、査定価格が高いからという理由だけでその不動産会社を信用しないほうがいい。契約を取りたいがために、無理な高値を提示する不動産会社が増加している。

 「大手に頼んでおけば安心」という人も多いが、不動産業界は大手企業であっても、売り手を無視した手数料稼ぎ(これを囲い込みという)に走りがちな企業がある。

 なので、一括査定で複数の不動産会社と接触したら、査定価格ばかりを見るのではなく、「売り手の話を聞いてくれて誠実な対応をしているか」、「価格の根拠をきちんと話せるか」、「売却に向けたシナリオを話せるか」といったポイントをチェックするのがいいだろう。

 以下が主な「不動産一括査定サイト」なので上手に活用しよう。

■相場を知るのに、おすすめの「不動産一括査定サイト」はこちら!
◆HOME4U(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
掲載する不動産会社数 900社 不動産一括査定サイト「HOME4U」の公式サイトはこちら
サービス開始 2001年
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、日本初の一括査定サービスであり、運営会社はNTTデータグループで安心感がある点。弱点は、提携会社数がやや少なめであること。
HOME4U公式サイトはこちら
◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1400社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール公式サイトはこちら
◆LIFULL HOME'S(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、倉庫・工場、投資用物件
掲載する不動産会社数 1692社(2018年8月)
サービス開始 2008年
運営会社 LIFULL(東証一部)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】強みは、匿名査定も可能で安心であるほか、日本最大級の不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」が運営している点弱点は大手の不動産仲介会社が多くはないこと。
LIFULL HOME'S公式サイトはこちら
◆スマイスター(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫
掲載する不動産会社数 1400社 不動産一括査定サイト「スマイスター」の公式サイトはこちら
サービス開始 2006年
運営会社 リビン・テクノロジーズ
紹介会社数 最大6社(売却6社、賃貸、買取)
【ポイント】強みは、掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある点。弱点は、運営会社が広告代理店で上場していないこと。
スマイスター公式サイトはこちら
◆イエイ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1000社 不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2007年
運営会社 セカイエ
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、サービス開始から10年以上という実績があるほか、対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある。弱点は、経営母体の規模が小さいこと。
イエイ公式サイトはこちら
◆マンションナビ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション
掲載する不動産会社数 900社超、2500店舗 不動産一括査定サイト「マンションナビ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2011年
運営会社 マンションリサーチ
紹介会社数 最大9社(売却・買取6社、賃貸3社)
【ポイント】 強みは、マンションに特化しており、マンション売却査定は6社まで、賃貸に出す場合の査定3社まで対応している点。弱点は、比較的サービス開始から日が浅く、取扱い物件がマンションしかない点。
マンションナビ公式サイトはこちら
Special topics pr


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