予想外!? 志願者増の大学が多い2026年度入試
2月下旬に入ると、2026年度の大学入試もいよいよ後半戦のクライマックスを迎える。私立大学では一般選抜の後期日程が始まり、国公立大学の前期日程、3月には後期日程、そして2次募集と続く。
今年度の私立大学受験生は特異な動きをしている。ここ数年は、総合型選抜や学校推薦型選抜に志願者が集まる「年内入試シフト」が進む中、一般選抜の志願者数は伸び悩んでいたが、今年度は2月上旬の段階で前年度比110%となった(豊島継男事務所調べ)。
学部の新設や入試の変更などの特別な要因が見当たらないにもかかわらず、志願者増、大幅増となっている大学が少なくない。「苦戦」が続いていた女子大学も同様で、志願者増の「善戦」を展開しているケースがいくつもある。
志願者数ランキングのトップ争いも好調だ。25年度の私立大学一般選抜では、千葉工業大学が16万2005人の志願者数を集め、それまで11年連続で日本一だった近畿大学を抜き去りトップに躍り出た。1989年度の早稲田大学の志願者数16万150人を上回る数字で、36年ぶりの記録更新を達成した。今年度は近畿大学がこの記録をさらに塗り替え、首位を奪還する勢いだ。最終志願者数は17万人を超えるとみられる。
18歳人口は約109万人で昨年度と同水準。母数が増えたわけではない。年内入試の志願者数も引き続き増加中で、中間集計では、総合型選抜が前年度比120%超、学校推薦型選抜も前年度比110%。一般選抜の志願者は増加どころか、むしろ減少するとみられていた。
