女子校は国際化が際立つ
女子校をランキング上位から見ていくと、1つの共通点があることが分かる。「国際化」である。1位頌栄女子学院のように帰国生の在籍比率20%前後と高かったり、5位東京女学館のように英語で授業をするような国際学級を設けていたりと、英語力が合格力に結び付いている。帰国生が学校に活気を与えている。
11位聖園女学院や12位大妻多摩、栄光学園の近所で頑張っている18位清泉女学院のように、その地域のまじめな女子の努力が成果に結び付いている例、学力が急速に上昇傾向にある16位恵泉女学園や、校舎もきれいになってリバイバルブームにある22位富士見がランキングに名を連ねている。
このランキングに載っている学校は、中学入学時の偏差値が40~50台のところがほとんどであり、女子校でも13位洗足学園や17位鷗友学園女子などは国立難関校への志向も強い。
【訂正】本郷の2号館はすでに完成していましたので、関連箇所を訂正いたしました。