小規模女子校が健闘

「横浜」駅徒歩圏内の丘の上にある創立105年の伝統校で、国際化教育にも熱心な神奈川学園。「早慶上理」やICUにも合格者を出している

 女子校では、神奈川学園が6位となった。入学時の偏差値が40ということもあって、伸びが大きかった。最も合格者数が多いのは明治学院大だが、法政大を筆頭に、学習院大、明治大や青山学院大への合格者も2桁いる。

 ここにランクインした女子校は総じて入学時の偏差値は40前後で、16位実践女子学園を除けば1学年100~200人程度の小規模な学校だ。そのためMARCH合格者数は、21位聖セシリア女子の26から16位桐朋女子の47の範囲に収まる。女子高が一部の難関校と中位・下位校に2極化する中で、まさに中位の学校として頑張っている。

 20番台の学校は、男子校も2校含まれるが、総じて面倒見の良さに定評があるところが揃った印象だ。