1日午後は特待入試でも2倍前後が中心
1日午後が最初の入試となる明治学院(1回)45は微増で、3倍弱となりそうだ。受験生の負担が少ない1科入試は中位校でも啓明学園(算数)41のように数は少ないがある。
午前の上位・中堅校の受験生が併願先として押し寄せてくるため、1日午後の中位校はどの入試も偏差値が上がる一方で、優秀な受験生の獲得に向けた特待生入試も目立つ。
男子校の特待入試としては、足立学園(特奨1回)48が2割減で、1倍を割りそうな状況にある。微減の佼成学園(1回特奨)46は2倍半ば弱、3割半増の京華(1回午後特選)43は3倍弱まで上がり、聖学院(1回特待アドバンスト)42は微減で1倍台半ばといった具合で、特待入試だからといって高倍率というわけでもないようだ。
共学校の特待入試では、かえつ有明(特待1回2/1午後)49は2割半増で3倍強、多摩大目黒(特待1回)40は特進1回と合わせて1割弱増で2倍強に、工学院大附属(1回B特待)39は2割半増で2倍強に、東京成徳大学(1回特待)37は4割増で2倍弱、宝仙学園(新4科特待)45は4割半増で2倍と、2倍前後に集まる傾向が見られる。他に、淑徳巣鴨(1回スカラ)44、実践学園(1回特待)42、品川翔英(2回特待)41もある。
一般入試では、男子校の獨協(2回午後)49が5割弱増で3倍台半ばと人気化している。共学校では、4割強増の順天(1回B)48は3倍に、微減の東洋大京北(2回)48が3倍強、2割強増の東京電機大学(2回)47は2倍台後半へ、4割増の目黒日大(2回)46は5倍を大きく超えそうな勢いであるし、2割増の文化学園大杉並(2回)40は3倍超えに、微減の文教大学付属(2回)40は2倍弱、多摩大学聖ヶ丘(2回)38は微増で1倍台半ば弱と、3倍前後の入試も見られる。他に桜美林(2/1午後)47、八王子学園(午後東大)46、八雲学園(2回)40、武蔵野大学(2回)40がある。