2日以降も午後入試に勢い

 図2は、2月2日の注目入試である。

 2日午前の二つの男子校についてはすでに触れた。共学校では、安田学園(先進特待第3回)は公立一貫校型ということもあり、3日に都立中高一貫校を受ける受験生に人気があり、22年の志願者数は前年比で倍増の勢いだった。12月模試の前年比志望者数も8割弱増えている。23日現在の志願者数は233人となっている。

 関東学院六浦(B-1日程)は21日現在98人が、森村学園(第2回)は22日現在99人が出願している。23日現在、順天(第2回A)59人、多摩大学目黒(進学第2回)60人となっている。

 2割台増やしている入試は、駒込(第3回)、世田谷学園(第2回)、国学院久我山(第2回)となっている。

 1日同様、2日午後入試に勢いがある。工学院大学附属(第2回B)や文教大学付属(第4回)は、12月模試の志望者数では前年比2倍弱と大きく伸ばす勢いにある。同4割弱増の日本大学藤沢(第2回)は、21日現在111人が志願している。

 男子校の京華(第2回中高一貫)はここ数年、全体的に勢いがあり、23日現在199人となっている。足立学園の特別奨学生第2回は、年によって実施日が変わっている。21年と20年には1日午後に、22年には3日午後に実施されていた。22年には実際の受験者数が出願者の半分程度まで減少しているものの、いずれも実倍率は高い。

 前年比2割台増の入試としては、淑徳(東大第2回)、東京都市大学等々力(第2回S特・算数)、青山学院横浜英和(B)、かえつ有明(特待第2回)、桐蔭学園中等教育学校(第2回)が挙げられる。

 一方、3割以上緩和している入試は、22年実倍率が7.5倍の開智日本橋学園(第2回)、同9倍の広尾学園小石川(第3回)となっている。

 図3は、3日以降の注目の入試である。3日ともなると、出願をしても実際に受験する率は全体的に低下する。京華(第3回中高一貫)も、実際の受験者は出願者の3人に1人程度となる。また、20年の郁文館(第3回総合)がそうだったように、それ以前の入試で十分な入学者を確保した場合、実倍率が跳ね上がることもある。また、かえつ有明(2月3日午後特待)のように志願者数は比較的安定していても、年によって厳しい倍率となる場合も見られる。

 中堅校として安定的に志願者を集めるようになった品川翔英は、3日午後の第4回得意選択2科型、4日午後(21年には3日午後に実施)の第5回得意選択2科型とラーナーズ型が志願者を年々大きく増やしながらも、実倍率は1倍台と受けやすい。一方、工学院大学附属(第3回)は志願者増に合わせて実倍率も上昇傾向にある。5日の藤嶺学園藤沢(得意2科目・選択型B)は年々緩和傾向にあったが、12月模試の志望者状況を見ると、復調しそうな勢いである。

 12月模試で志望者が前年比で3割以上増えた4日午前の入試としては、森村学園(第3回)、東海大学付属相模(C)、駒込(第5回)、男子校の世田谷学園(3次)が挙げられる。

 12月模試の前年比志望者数が3割以上緩和した入試は、3日午前で22年実倍率が7.3倍の日本大学第一(2科第1回)、同3.8倍の関東学院(第一期C)、同2.4倍の山手学院(B)が挙げられる。