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「ママ(Mama)」が技術(Tech)で「受験(Exam)」に挑むノウハウを紹介する連載、始まります!(Photo:PIXTA)

生成AIは心強い“第二の相談相手”

 現在、生成AIの中心的存在はChatGPTとGeminiの2つ。使い方は人それぞれですが、受験生の親にとっては「質問を投げかけ、会話を重ねながら整理していくツール」として、とても頼もしい存在です。

 どちらもスマホで受験準備に活用できますが、とりあえず相談相手が欲しい、一緒に考えて思考を整理したい場合はChatGPT、即受験校のデータ一覧をGoogle Spread Sheetで管理したり、エリアや家からの移動スケジュールをGoogleカレンダーに連携したりしたい場合は場合はGeminiがより便利になっていると思います。

 ここでは、受験に役立つ使い方の一例をご紹介します。

STEP1) 国・公立校 or 私立校かを決める(中学受験か高校受験かを決める)

 志望校を考えるうえで最初の大きな分岐が、国公立か私立か。まずは中学受験なのか高校受験なのかを考えます。

 さらに生成AIに子どもの性格や学習スタイルの特徴を伝えると、どちらの環境がより合いそうか、費用やカリキュラムの違いも含めて整理してくれます。

 下は谷口さんに作っていただいた小学生の「特性チェック項目リスト」です。これらの項目を参照しながら、わが子の性格を箇条書きでよいので以下の質問テンプレ内で列挙してください。

小学生の特性チェック項目リスト